第14回東播磨緩和ケア研究会、終了しました! | 陽気なインチョの日常と回診

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ふくやまです。 タコとタイと子午線のまち・明石(兵庫県)の小さな病院の院長です。消化器外科医で緩和ケアをやっています。マジメ2割+小ボケ8割のブログですがよろしくお願いいたします。

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昨日、書こうかなと思ってるうちに寝ちゃいましたあせあせ


第14回東播磨緩和ケア研究会を開催したんだよね。

横浜から済生会若草病院 副診療部長の佐藤靖郎先生をお招きして、

「地域連携における緩和ケアと化学療法」のお話をしていただきました。


たくさんのことを学びました。

痛みに対して医療者が感度を上げること。

すなわち、患者さんが痛みを訴える前に、

兆候(筋肉の張りとか)から痛みの訴えを早期に気付くこと。

評価回数の頻度を上げていくこと。

すなわち、患者さんの訴えに耳を傾けて痛みに対し、

痛み止めの使用の変更をためらわないこと。

痛みが取れている患者さんは6分の1ぐらい、だそうです。

早期に麻薬(オピオイド)を早く開始すること。

その大切さをあらためて教えていただきました。


そして、病院をどう運営するか?

フクボンも小さな病院のインチョとして、

日々悩んでいます。

フクボンだけではなく、どこの病院のインチョも、

頭を痛めているところだと思います。

問題点を抽出し、

弱い鎖を見つけ出し、そこを強化する。

(制約理論)

その解決に至る解法(メソッド)のお話が聴けたのが、

フクボン的には一番よかったかなわーい(嬉しい顔)


終わりに締めのご挨拶を申し上げる。

230名(満員)になる、大盛会でした揺れるハート


こんな五月晴れのいいお天気におべんきょしに来ていただき、

まことにありがたいウインク


上に書いたような内容に若干プラスして、

ご挨拶に代えさせていただきました。



会の終了後、世話人の先生ご一同と、

佐藤先生とで、明石のお鮨を囲んで(?)懇親を深める。


よかわーい(嬉しい顔)

もっと突っ込んだおもろいお話をご披露頂き、

地元の病院の苦衷も各先生方から、

ぽこぽこ頻出する。


詳しい内容は割愛。


さて。

次回予告。

11月13日(土曜日)

岡山大学精神科教授 内富庸介先生をお招きして、

「緩和ケア領域における患者・家族との接し方トレーニング、

 精神症候への対処法」 をテーマにご講演いただきます。


ご都合をおつけいただき、ぜひ指でOK