私が看護師として働き出した頃は、
がんは治らない不治の病と思われてました。
今でも手術や抗がん剤や放射線などを使った治療が標準治療ですが、痛みのコントロールやQOLに対しての考え方が大きく変わったと思います。
私みたいにがんと共存して生きる人もたくさんいます。
治療をして変貌した容姿や容貌についてもウィッグや下着や化粧などでカバーすることが増えたし、抗がん剤の副作用だってそれを緩和する薬は進歩してます。
確かに昨年は膵がんと言われて落ち込んだけれど、がんならば治療をして生きると決められて良かったです。
病気がわからないとか難病とか障害とかの方が私は大変だと思っています。
私が2度めに使い現在も使っている抗がん剤はつい4〜5年前に承認された物です。
これがなかったらあの世行きでした。
もちろん効かなくなることだってあるでしょう。それでも猶予をもらい今を楽しんでいます。
病気が進行して緩和ケアに移る頃には痛みのコントロールやケアも充実していると思っています。だから怖がらなくても良いのです。
がんの治療は進歩してます。
自分なりに情報を集めて楽しく元気ながん患者でいたいと思います。