この肉体の最後の時、
「あぁ、いい人生だったな」ってつぶやいて天に帰りたいと思いませんか?
いい人生だなと思えるのはどんな人生でしょうか?
・全くお金に困らない裕福だった人生
・ずっと健康で健やかだった人生
・沢山の友人、知人にめぐまれた人生
なのでしょうか?
それとは逆に、「あぁつまらない人生だったな」って言う人生とはどんなでしょうか?
・貧乏な一生だった
・病気がちの一生だった
・ちょっとの親友しかいなかった
そんな人生でしょうか?
私は思います。
良い人生だったと言えるのは、最後の最後
「ありがとう」と感謝の言葉を残せる人生
悪い人生だったと思えるのは、
心に憎しみや嫉妬、恨みを残したまま逝く人生
それは、目に見えるものや、
地位や名誉、健康などに依存しません。
ただ自分の心の持ちようだけです。
心が、肉体の最後を迎える時、
どのような状態であったか?
でもそれは死ぬ時だけに限った話ではありません。
空海は仰いました。
「生きているうちに、天国にも地獄にも、生きることができるのだよ」って
このことを即身成仏と言います。
そして死の直前の意識状態は
死後の世界にも大きな影響を与えます。
肉体が無くなれば、波動の世界。
思ったこと、考えたことがすぐさま現実化する世界ですから、
死の直前の心の状態が、そのまま自分の周りに出現します。
私たちは神様と同じように創造する力を与えられているからです。
タイムラグはありますが、この生きている物質世界でも同じことです。
ですから、
・よりよく生きるとか
・感謝の人生を送るとか
・周りの人たちと仲良く助け合って生きていくなど
そのように生きていきたいならば、
自分の心をそのような状態にしておけば、
自然と、周りが整い、心と同じ状況が出現します。
何時までも状況が好転しないのは、
自分の心の中に
・社会や誰かを憎む心
・呪う心
・嫉妬の心
などが巣くっていて、何時までも黒い霧
無明が晴れないからです。
苦しい状況が現れる時、
神様は、同じくらいの祝福を、後ろ手に持って用意してくださっています。
一旦、自分の置かれている状況を受け入れ、許し
「ありがとうございます」と感謝の言葉を言うことができた時
無明は晴れ、
神々の祝福がふんだんに表れてくることでしょう。
神々の恩寵は、「感謝の心」を媒体とするからです。
※画像の一部はネットからお借りしました。