今から1200年前にも、日本で疫病の大流行がありました。

 

その時治めたのが空海です。

 

空海と言えば、亡くなる直前に弟子たちにこう言い残しています。


私は兜率天へのぼり、弥勒菩薩の御前に参るであろう。

兜率天にのぼって私は雲の間から地上をのぞき、

そなたたちのあり方をよく観察している。

 

そして、56億7000万年後、

私は必ず弥勒菩薩とともに下生する。

 

私の入滅の後をよく見るべきである。

その時、よく勤めている者は天の救いを受けるであろう。

不信の者は不幸になるであろう。

と述べています。

 

高野山 奥の院 今もなお、ここに空海がいらっしゃるといわれています。

 

 

弥勒菩薩と言えば、

 

ミロクの世は3段階でなされ、最後の10年間は

 

567(みろく)の世、つまりコロナとも読めますが、

その10年間で、いっきにミロクの世が完成するといわれています。

その567(みろく)の世の始まりが、2020年。つまり今年、
そのため、新たな天皇陛下の御代となったともいわれています。

 

弥勒菩薩(マイトレーヤー)

 

それでは、1200年前に空海が疫病を収めた時の様子をご紹介します。

 

 

「般若心経秘鍵」と言うものがあります。

 

これは、

西暦818年頃、今から1200年ほど前に

空海によって書かれた

 

「般若心経」の注釈書であり、

 

この中で「般若心経」は

真言密教の経典であると書いてあります。

 

般若心経秘鍵  アマゾンなどでも解説本が販売されています。

 


弘法大師が、密教の眼をもって

般若心経を解釈した独創的な見解と言えます。

さてその「般若心経秘鍵」の中に

空海自身が書いた、空海の前世物語があります。


ご紹介します。

特別展『国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅』より
 



まず、少しだけ原文です。

般若心経秘鍵の「上表文」原文です。

時に弘仁九年春、

天下大疫す。

ここに帝皇自ら黄金を筆端に染め、

紺紙を爪掌に握って

般若心経一巻を書写し奉りたもふ。。。

 

 

(中略)

これを現代文に訳すと以下の通りになるそうです。→元記事

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西暦818年の春、疫病がはやり、

多くの遺体が都のはずれの山道に

捨てられるほどになりました。

この状況を見て嵯峨天皇は、

空海にお尋ねになりました。

「このところ、都では疫病が流行し困っている。 

空海殿なにか良い智慧はないものかな?」


嵯峨天皇


そこで空海は 
「この世は、天・人・地一体でございます。 

 

人々の心が乱れると、天災が起こり、

地震が起こるのでございます。


すべては人々の心が、起こしているのでございます。

人々の心を治めるには、

(人々の集合無意識の代表である)

 

あなた様が般若心経をお書きになり、

祈られることが最良かと存じます。」

と答えられました。

 



そこで天皇は紺色の巻紙を左手に爪でしっかりと握り、

すずりに用意した金箔を右手の筆先につけ、

 

サラサラと見事な筆使いで、

お書きになられました。

そこで空海は、

お経を選んだ理由を説明するために、

 

般若心経秘鍵を書いて、

お経の意味を解説いたしました。



そうしますと

 

「お祈りがうまくいきますように」との、

結びの言葉(結願--けちがん)を言わないうちに、

 

蘇生した人々が、

病気で捨てられていた道端で、

立ち上がり始めました。

意識レベルが変わると、

別次元の世界が現れるのです。

 

パラレルワールド

 


でもこれは、

私・空海が戒を守り、

徳を積んだためではなく、

 

「金輪・御信力(きんりん・ぎょしんりき)」のためなのです。



この世は天・人・地は一体である

 



ですが神社や仏閣にお参りするかたがたは、

ぜひ般若心経秘鍵をお唱えください。

「なぜこのお経の意味を知っているか?


それは、前世の昔、

インドの遺体・捨て場でもある霊鷲山(りょうじゅせん)

 

霊鷲山(インド)

 


お釈迦様が説法をされているときに、

筵(むしろ)を引いて

 

般若心経の深い意味を聞いていた、

過去世の記憶があるからなのです。
   
唐に入って沙門(シャーマン)となった空海が書き上げました。
++++++++++++++++++++

どうですか?

 

はっきりと空海自身が、前世に置いてブッダのそばに居たと述べています。


法華経の世界観



この中で出て来る霊鷲山は

ブッダが法華経を説いた山です。


山頂の形が鷲(わし)に似るので、

また山中に鷲がいたので

この名があるといいます。

 

釈迦 霊鷲山 説法図 (奈良国立博物館 DBより お借りしました)

 

 

また空海は意識レベル(次元)のこともここで論じています。


次元が異なる、つまり私達の固有周波数が異なれば、

それにふさわしい世界(並行宇宙 パラレルワールド)が出現し、

その世界で生きていくことになる。

異なる次元(意識レベル)に存在する人間は、

例え同じ場所(物理的な空間)に居ても、

 

交わることも見ることもできないと言われています。

(つまり通り抜けてしまう)

人の意識によって分裂する地球(パラレルワールド)


ヒマラヤに生きる聖者達は、

この宇宙法則を利用し、

 

自分自身の固有周波数を変えることで、

瞬間的に移動する事が出来るそうです。

ヒマラヤ



またバシャールも同じことを言っています。



「般若心経」は空海の開いた真言密教の経典だったのですね。

 

また空海は、自分の来世に関しても

亡くなる直前にのべています。

 

「私は兜率天へのぼり、

弥勒菩薩の御前に参るであろう。

 

兜率天にのぼって

私は雲の間から地上をのぞき、

そなたたちのあり方をよく観察している。

 

そして、56億7000万年後

 

私は必ず弥勒菩薩とともに下生する。

 

ブッダの徳世界観では、時間の概念はありませんから、

それは、もしかしたら今の時代のことかもしれません。

 

大きく世界がミロクの世、

霊性の時代に変化を遂げようとしているのですから。

 

 

弥勒菩薩(マイトレーヤー)

 

 

弥勒菩薩、つまりマイトレーヤーは、

地上に生まれ変わり、第二のブッダとして人々を救うのだそうです。

 

その時、空海も一緒に下生して、人類を救うのだそうです。

 

弥勒菩薩(マイトレーヤー)

 

 

空海は、その時、マイトレーヤーと

人間の橋渡しの役を担うのだそうです。

 

この伝承(空海の真実)があるゆえに

 

高野山の奥の院には、

あれほど多くの墓標があるのだとか。

 

高野山 奥の院

 

戦国時代、敵だった者も

味方だった者も

 

地位ある者も、無い者も

 

みんな、ブッダに繋がりたいのですね。

空海に、ブッダと繋げて欲しいのですね。

 

 

また空海が仰るように

 

密教の根本経典は

ブッダの説いた「般若心経」なのだそうです。

 

空海没後1200年、人間の生まれ変わりの最小公倍数に当たる年月でもあります。

もしかしたら世界のどこかで空海は今、生を受けているのかもしれません。

 

空海と、ミロク(567=コロナ)、新天皇の御代の本格的な始まり、

 

色んな事が符合してきます。

 

 

つい先日まで私たちが暮らしていたの喧騒の社会、

もう、その元の世界には戻れないといわれています。

 

であれば、人々の心を大切にする優しい社会を作っていくために、

私たちも何かできることから始めていきたいものですね。

 

夜明けは近いです。

 

もう少しの辛抱です。

 

それまで命を繋いでください。

 

周りの人に優しくしてください。

愛を分けてあげてください。

 

それが自分の身を助けることに繋がります。

 

 

 


※画像はネットからお借りしました。