神さまの栄光が現れるために | いっぷくからのありがとう

    今日はイエスと、

    キリスト教、最大の伝道者と言われるパウロのお話をしたいと思います。

     

    イエスは規則や戒律など

    愛せよとは言いませんでした。


    人間を愛せよと言いました。

     

    動物や鳥、木々や花、

    山や空を愛せよと言いました。



    イエスの弟子たちが

    病気を負った人を見て、

     

    「この人が病気を持っているのは、

    この人が罪を犯したせいですか?

     

    それとも両親が

    罪を犯したせいですか?」と聞きました。



    皆さんは身近に (特にご家族に) 

    病気を持っていらっしゃる方がおられますか?

     

    もし、そうでしたら、このイエスの言葉は、

    涙が出るほど嬉しい言葉かもしれません。



    イエスは

     

    「この人が病気を持っているのは、

     

    この人が罪を犯したせいでもなく、

    この人の両親が罪を犯したからでもありません。

     

    かえって

    この人を通して、神の栄光が現れるためです

     

    と、お答えになりました。

     

    後に、イエスの弟子になるパウロ

    神の声を聞いた一人です。


    それまで、熱心なキリスト信者への迫害者であったパウロは、

    ユダヤ教の熱心な信者でした。

    秀才中の秀才で、

     

    イエスの死で絶滅したと確信したにも関わらず、

    激増するクリスチャンの群れを見て、弾圧と迫害の決心をして

     

     

    「クリスチャン狩り」の先頭に立っていました。

    そして、ダマスコの信徒たちを皆殺しに行く途中、

    天から響く雷のような「イエスの声」を聞きました。

     

    そして回心して使徒となり、

    キリスト教の布教に尽くすことになりました。

     

    パウロの改心 「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか」

     


    実はそのパウロが

    目の病気や、癲癇(てんかん)を持っていたのではないかと、

    聖書の記事から推測されています。


    パウロは障害を持っていたのでした。

     

    そして神に繰り返し、自分自身の

    病の癒しを求めました。



    それに対し、

    神さまの答は

     

    「私の恵みは

    あなたに十分である。

    私の恵みは、あなたの弱いところに現れる」

     

    というものでした。

    このことによって

    パウロは障害を持ちながらも

     

    「神への純粋な愛」を持つという

    強い心を手にすることが出来ました。

     

    病気や、障害を持つことで、

     

    神々の真意を知り、

     

    かえって、強い強い「愛」を手に入れたのでした。

     


    パウロの布教した地が「ローマ」 。前ローマ教皇の退位の報道が出た月曜日の夜、 
    ローマは嵐となり、サン・ピエトロ大聖堂に雷が落ちました。

     

     

    殉教で最期を迎えることになる

    パウロが残した有名な言葉があります。

     

    私も大好きな言葉です。 ご紹介します。

     

     

    愛は寛容であり、愛は親切です。

    また人をねたみません。

     

    愛は自慢せず、高慢になりません。

     

    礼儀に反することをせず、

    自分の利益を求めず、

     

    怒らず、人のした悪を思わず、

    不正を喜ばずに真理を喜びます。

     

     

    すべてをがまんし、

    すべてを信じ、

    すべてを期待し、

     

    すべてを耐え忍びます。

     

    愛は決して絶えることがありません。

     

     

    このパウロの教えてくれた「愛」は

    アガペーの愛と言われています。

     

    人間だけが持つことのできる崇高な気持ちです。

     

    神さまの愛と同じです。

     

     

    私たちは、なかなか、

    この愛まで到達することは

    簡単なことではないかもしれません。

     

    ですが一歩一歩、

    着実に近づくことはできます。

     

    それは、自分の中に居らっしゃる

    神さまに近付くことです。

     

     

    イエスもブッダも

    決して人を裁きませんでした。

     

    慈しみの心で

    人間を見てくださいました。

     

    そして限りない

    「慈悲の心」、

     

    そして「愛の心」

    注いでくださいました。

     

     

    私たち、全ての人が

    本来、心の中に持っている

     

    「神さまの愛」こそが、

     

    人々の心に

     

    平安をもたらし、

    喜びをもたらし、

     

    ・そのままで、生きていていいんだよ

    ・無理をして、何者かになる必要などないんだよ

    ・皆で助け合って、生きて行こう

     

    そんな安心した

    気持ちにさせてくれるものです。

     

    慈悲の心:観音様

     

     

    そこには

     

    愛があり、

    希望があり、

    光があります。

     

    私たち一人一人の心の中に、

     

    そんな優しい気持ちが

    本当は、どなたにも、あります。

     

    その気持ちを思い出してください。

     

    きっと世の中は一瞬で 天国に変わることでしょう。

     

    愛の心:イエス

     

     

    特に病気・障害をお持ちの方や、

    弱っている方に対しては、

     

    この優しさこそが救いとなります。

     

     

     

    来年 2020年は、新たな天皇陛下のもと、

    本格的に令和の時代に入ります。

     

    ミロクの世の始まりの年とも言われているそうです。

     

     

    ご自分の心の中に

    「愛」を感じてみてください。

     

    来年に 吹く風が、

     

    きっと、良き風向きに

     

    愛のある風、恵みの風に

    変わるはずですから。

     

    皆さんがご自分の内に居らっしゃる

    神さまに気付き、お幸せになれますように。

     

     

     



    ※画像はネットからお借りしました。