昨日の記事で、

 

神々からの恵みを頂く

→恵みを頂く方法

 

そのコツは、感謝の心である。

 

そう書きました。

 

では、その感謝とは何か、、

 

何を、どう感謝するのか?

 

今日は書きたいと思います。

 

どうぞ、皆さん、本当の幸せを掴んでください。

 

 

みなさんは、

 

他人や、モノ、動植物、

自然、神さまに感謝することはありますか?
 

一日に何回「ありがとう」と口になさいますか?
 

今日は何人の方に笑顔を向けましたか?



私たちが生きていく上で遭遇する、

さまざまな悩みや苦しみ。
 

そこから解放される手段を、

ブッダは2,500年前に

 

「般若心経」の中で教えてくださいました。



それは「感謝の心」です。

ブッダは人間として生きていく上で

全ての悩み苦しみの、共通の解決方法を、

 

「般若心経」に残してくださいました。



・家はお金の問題だから 

 別のお話でしょ、関係ない


・家は子供の不登校が問題だから 

 別のお話でしょ、関係ない

 

・家は子供のODの問題だから 

 別のお話でしょ、関係ない

 

・家は子供の引きこもりだから 

 別のお話でしょ、関係ない

 

・家は病気の問題だから 

 別のお話でしょ、関係ない

 

・家は夫に対する不満だから 

 別のお話でしょ、関係ない

そうはなく、

全ての問題の解決方法として

 

「般若心経」を残してくださいました。


観音菩薩

「般若心経」はブッダの弟子の一人、

シャーリプトラに、

 

観音菩薩が教えを説く

というシチュエーションで

全文が構成されています。



シャーリプトラ 舎利弗(しゃりほつ)


そしてそのブッダの教えをもとにして、

1200年ごとにブッダゆかりの魂たちが、

時を超え生まれ変わり、

人類の成長に合わせ、

表現方法を変えながら、

 

人類に貢献しようと活動して下さっています。 

では、小林正観さんの

講演会でのお話をご紹介します。

初転法輪(しょてんぽうりん)ブッダが初めて教えを人びとに説いた出来事




<転載開始> 転載元

講演会が終わったところで、

本にサインをする場合があります。

その時は百二十名ぐらいの講演参加者でしたが、

半分の六十名ほどの人が

本にサインが欲しいということで並びました。

三十人ほどのところに、

 

「質問していいですか?」

という女性が立っていました。

年齢は四十歳ぐらいでしょうか。

 

質問の内容はこういうものでした。

実は私は看護師をしています。



夫は長距離トラックの運転手で、

毎晩出かけて行って、夜はいません。

そして、自分は夜勤も嫌がらず引き受けてやっているので、

週に二回、子供たち三人だけの夜があります。

最近のニュースを見ていると、

子供たち三人をおいていく時に、

何か事件や事故があるのではないか、

 

 

変な人間が侵入してきたらどうしようか、

火事が起きたらどうしようか・・・

そういうことばかりを考えて、

夫婦二人で話し合い、

どちらかが仕事を辞めた方が

いいのではないかと話しています。

けれども、住宅ローンを返さなければいけないという事情もあって、

簡単に二人とも辞めることができません。

悩んで苦しんで、いつも夫と話し合っているのですが、

どうしたらいいでしょうかという質問でした。



私はこのように聞きました。

「一年に五十三週ありますね。 

 

週に二日、子供たち三人だけの夜があるということは、 

一年を通していえば

百六日になりますが、

 

子供たち三人だけの夜は

百日を超えていますか?」

と聞きました。



「超えています」と

答えが返りました。

「では、二年だと二百日を超えますが、 

二百日を超えていますか?」

「超えています」

「では、三年だと三百日を超えていますが 

三百日を超えていますか?」と聞きました。

「三百日も超えていると思います」と

答えが返ってきました。



「それでは伺いますが、 

 

その無事に過ごせた一日だけにでも、 

 

安全に何事もなく過ぎてくれてありがとうと、

 

手を合わせて、

 

感謝したことがありますか?」

と問いかけました。



十秒ほど黙っていましたが、

 

この方は、

そこからどわーっとすごい涙を流して、

 

泣き始めました。

二十分ほども 

そこで立ったまま泣いていたでしょうか。

私はその間に残り三十人ほどの本のサインを済ませ、

それがちょうど終わったころに、

 

彼女がやっと話ができる状態になって口を開きました。



「ほんとうに一度も感謝したことがありませんでした。 

 

心配ばかりをして、

無事に過ごしてきた日に一日たりとも、 

 

一度たりとも感謝したことがありませんでした。

今日、帰って宇宙に、

地球に、いろいろな方に

 

感謝をするとともに、

 

子供たちを思いっ切り

 

抱きしめてあげます」

と語りました。 

 

泣いてはいましたが、

 

明るい笑顔でした。



この話には後日談があります。

半年ほど経ってまた同じところで

講演会があったのですが、


「先日はありがとうございました」と言って、

その方がお見えになりました。

その後、毎日毎日、

 

感謝をして、

 

何事もないことに手を合わせて

お礼を言っているそうですが、

 

何事もなくほんとうに

 

平穏無事に毎日が過ぎていっている。

ありがたい。



何かが変わったわけではないのに、

 

状況がなにも変わったわけではないのに、

 

心が平穏になり、

 

穏やかで豊かで

幸せである、

 

ということを話にきてくれました。

<転載終了>



このことに気づいたお母さんは、

 

もう大丈夫ですね。

 

宇宙からのパワー、

 

神様からの恩寵を

 

手に入れる方法を

身につけましたから。 



何かが叶ったから感謝


ではなく、

 

本当の感謝は、

 

何も起きないことに

感謝なのかもしれません。

何も起きないで

 

淡々と穏やかに過ぎていく日々、

 

実はこれが

 

物凄いことなのだということに気がつくこと。



不安 恐れ 懸念 心配事というのは、

 

私たちのために、

常に沢山の恩寵を施し、

 

時間やタイミングを調整し、

 

様々とやって下さっている

 

神様に対して、

 

それに気付くことなく、

 

感謝することなく、

 

それどころか

 

文句を言っているのと同じことです。



また、まだ起こってもいない未来に対し、

 

心配し取り越し苦労することも、

同じことかもしれません。

いま何事もなく 

淡々と過ぎている時間というのは 

 

何も起きていない 

 

ということではなく、

神様が全てを調整し、

全ての出会い別れをセッティングし、

 

そのうえで

それがうまく動いているが故の

 

「無事なことが起きている」

連続かもしれないのです。



この奇跡の連続、

 

とめどもない神様の恩寵の連続、

 

これこそが、感謝の源泉です。



そのことに気づき、

 

感謝することができれば、

 

宇宙からのサポートの

 

100%を享受することができます。

正観さんは、これこそが 

本当の感謝の本質と仰っています。

高龍神社 奥の院



何かを頑張って、

努力して手に入れることが

感謝ではなくて、


今、穏やかに穏やかに暮らしていることが、

本当の感謝の源なのだそうです。

悩み、苦しみの生活の中でも、

 

ふと穏やかな時が流れることも

あるのではないでしょうか?



そんなひと時もあるのですから、

 

「置かれた場所で咲きなさい」と言われるように、

 

その環境の中で

 

感謝の心を身につけることは、

 

本当に大切なことではないかと思います。

何よりもご自身の幸せのために・・

 

たったひとつのたからもの

 

 

生きている、
みんなが 幸せでありますように。

笑顔でありますように。

助け合って 生きて行くことができますように。

お互いさまの気持ちで 生きて行くことができますように。

随神の道(かんながらの道)を 歩むことができますように。

誰一人として、
孤独で寂しい瞳をしている人が居ませんように。


皆さんと、皆さんのご家族が、そして、お友達が、
 
お幸せでありますように。
 
輝く笑顔でありますように。




※画像はネットからお借りしました。