今日は小林正観さんのお話で、

 

「自己顕示と嫉妬」と言う内容です。

 

 

<引用開始> 引用元

 

人間は、そもそも「たいしたものでない」のに、

 

成長していくにつれて、

心の中に「3つの感情」が芽生えてきます。


1. 自己顕示欲
2. 復讐心
3. 嫉妬


です。この3つは、人からもてはやされて、

高い評価を受けるようになった頃に出てきます。

 


これらはすべて「マイナスのエネルギー」であり、

 

神様から嫌われる性質です。


自分のことを

 

「たいしたものだ」

 

思って欲しいから、

 

「自己顕示欲」が湧いてきます。

 


みんなが自分のことを

「たいした人だと認めるべきだ」と思っているから、

そうならないときに、「嫉妬」が芽生えます。


他の人が、ちやほやされているのを見て、

 

「どうして自分にはそうしないのか」という思いが、

「嫉妬」です。


また、人から何か気に入らないことをされたとき、

 

それを「5倍、6倍にして徹底的に嫌がらせをしてやるぞ」と

思う気持ちが、「復讐心」です。

 

 

どれほど「すごい実力」を持った人でも、

 

口から出るのが

 

「自分がどれほどすごい人か」という自己顕示欲

「自分はこんなにすごいんだけど、

別の人が評価されているのは許せない」という嫉妬

 

「いつか見返してやるんだ」という復讐の言葉ばかりなら、

誰も話を聞きたいと思いません。


・自己顕示

・復讐心

・嫉妬

 

の3つの感情を持つ人は、損をしています。

 


とても、もったいないと思います。


「どれほどすごい人物か」というのは、

自分から話さなくても、

 

伝わるものです。


「すごい実力」を持っているのだったら、

ただ黙って行動で示せば、

 

誰もが認めてくれるでしょう。

 

<引用終了>

 

 

この嫉妬の反対が、

 

ブッダが教えてくれた

 

随喜功徳(ずいきくどく) です。

 

人の幸せを喜んであげるだけで、

徳を積んだことになるのだそうです。

おそらく、仏教の修業の中で

いちばん簡単な徳積みです。



ということは、自分のまわりに

 

「今日はこんな楽しいことがあってね」

 

という楽しい話ばかりしている友人を

たくさん持っている人は、

 

ただひたすらに「よかったね」と言っているだけで、

功徳を積み重ねていけるのですね。

 

 

平凡な日々の中に

小さな喜びを見つけ、笑顔で

語り合える仲間がいれば、

 

最高に楽しい人生が送れますね。

 

 

正観さんは、こんなことも仰っています。、

 

よい旅とは、どこへ行くかではなく、

誰と行くかによって決まります。

 

 

よき仲間に囲まれていれば、

どこへ行っても楽しいし、

 

また同時に、特別にどこかへ行かなくても楽しいですね。

 

「旅」を「人生」に置き換えても同じことです。

 

喜びあえる人間関係に

囲まれて人生を歩んでいけるなら、

 

台所でタクアンを切っているだけで、

じゅうぶんに幸せを感じられるようになります。

 

 

自己顕示欲
復讐心
嫉妬

 

ではなく、友達が嬉しい時に、共に喜び、

 

悲しい時に、共に悲しみ

 

そんな優しい人になりたいですね。

 

 

そんなことを心がけていれば、

 

いつの間にか、良き友達に囲まれており、

 

自己顕示も、嫉妬も、復讐も

無縁の人生を歩んでいることでしょう。

 

良き友を得ること・・・

 

それは、ブッダが言うように、

まさに、悟りそのものです。

 

たったひとつのたからもの

 

 

生きている、

みんなが 幸せでありますように。

笑顔でありますように。

助け合って 生きて行くことができますように。

お互いさまの気持ちで 生きて行くことができますように。

随神の道(かんながらの道)を 歩むことができますように。

誰一人として、
孤独で寂しい瞳をしている人が居ませんように。


皆さんと、皆さんのご家族が、そして、お友達が、
 
お幸せでありますように。
 
輝く笑顔でありますように。
 



※画像はネットからお借りしました。