注:ほんのりネタバレあり。
オッペンハイマーがいよいよ日本公開ですね。一足お先に2月の旅行の機内で観ました。
率直な/すぎる感想
【(ただの)伝記やん】
大量虐殺兵器の開発にあたっての葛藤とか平和がどうだとか宣伝文句?として語られているけど、個人的にはあくまでも科学者として、プロメテウス前の人類が火に対して持っていたような恐れを持つ中での葛藤であって、原爆によって犠牲となる数多の人命への葛藤ではない=率直にいってただの?開発ストーリーだなと。
決定的にそう思ってしまったのは、広島に原爆が投下された後のインタビューで「ドイツで原爆を試す機会がなかったことが残念です(あれば良かったのに)」的なセリフがあったから。純粋に科学者としての興味やん?科学者そういうものですと言われればそうなんでしょうけど、平和について考える!みたいな期待値で観に行かない方がいいかも。
個人的にはこの映画ルフトハンザの機内で観ていたから↑の台詞聞いた時微妙な気分でした
アカデミー賞7冠(観た時はアカデミー前)の話題作だから、私みたいな感想は少数派なんだろうな
日本公開が遅れたこの映画、日本のみなさんがどういう感想を持つのか興味あります。