心霊写真部 福谷修 -3ページ目

心霊写真部 福谷修

原作・脚本のシリーズ最新作『心霊写真部 劇場版』がついに公開、Blu-ray&DVDリリースされました!ホラーを中心に監督、脚本、小説等をやってます福谷修のブログ。新作は初の実話怪談『恐怖のお持ち帰り~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~』(TO文庫)。11/1発売!


心霊写真部 福谷修


http://ch.nicovideo.jp/channel/horror42

本日深夜0時より放送です。
ニコニコ生放送ホラー映画イベント
「42夜連続 恐怖映画上映会」にて『心霊写真部 壱限目』が上映。
よかったら、見てやってください。

一度ご覧になった方も、ツッコミどころでコメントしてくださると、うれしいです。

それにしても、タイムシフト予約がもうすぐ1万に達しそう。恐るべしニコ生。


引き続き、原作版『心霊写真部 完全版』電子書籍アプリも、
iTuneストアで好評発売中。

心霊写真部 福谷修


iTuneストア  http://itunes.apple.com/jp/app/yue-lan-zhu-yi-xin-ling-xie/id542582994?mt=8

しつこいようですが、定価1400円のところ、特別セールで今なら85円です(93.5%OFF)。

こちらもよかったら読んでください。全ての謎が解けます。
先日からiTuneストアで発売が開始された
原作版『心霊写真部』電子書籍アプリが、なかなか好調のようです。

口コミでじわじわ広がって、
昨日朝の段階で、アプリのランキングで94位、
昼には72位、夕方には58位まで上がっています。

心霊写真部 福谷修


そんな矢先、なんとシネマトゥデイさんでも紹介され、
各メディアに配信されることが決まったそうです。

ヤバイ心霊写真に隠された真相!心霊ホラー映画クリエーターが手掛けた書籍アプリ登場!http://www.cinematoday.jp/page/N0044633


私はiPhoneを持っていないので、
直接ランキングを確認できないのですが、
今日辺りはまだまだ上がりそうです。

85円サービス(93.9%OFF!)がいつまで続くか不明ですが、
ご興味がある方はぜひこの機会をご利用ください。


$心霊写真部 福谷修


iTune App Store『【閲覧注意】心霊写真部』
http://itunes.apple.com/jp/app/yue-lan-zhu-yi
-xin-ling-xie/id542582994?mt=8




そうそうニコニコ動画のイベント「42夜連続 恐怖映画上映会」での、
映像版「心霊写真部」での上映(8/5「壱限目」、8/6「弐限目」)も間近に迫ってきました。

$心霊写真部 福谷修


映像と小説、アプリで「心霊写真部」を楽しんでいただければ幸いです。



※ ※ ※

さて、以前に告知した雑誌のインタビューですが、
七月末に発売された「月刊実話ドキュメント」(九月号)に掲載されています。

月刊 実話ドキュメント 2012年 09月号 [雑誌]/竹書房

¥490
Amazon.co.jp


相変わらずド迫力の表紙です。
このカラーページにある『B級ホラーの世界 今月の一本』で紹介されています。

いろいろ書いていただいて、恐縮しきりです。
今後の新作作りへ向けて、大いに励みになりました。
満利江さん(本業は女優のライター様)、ありがとうございました。

まあ、雑誌のジャンルがジャンルだけに、
私の立場で「買え」とは言いにくいですが(笑)、
書店やコンビニで見かけたらぜひ手に取ってやってください。
私のインタビュー以外にも、
映画業界と暴力団のつながり等、興味深い記事も掲載されていますので。


新作の告知がなかなかできないままですが、
『心霊写真部』の新たな情報を一つ。


原作版『心霊写真部 -完全版-』のアプリ(心霊写真+電子書籍)が、
iTuneストアにて販売されることになりました。
価格は期間限定の特別価格85円



心霊写真部 福谷修

iTuneストアはこちら↓
http://itunes.apple.com/jp/app/yue-lan-zhu-yi-xin-ling-xie/id542582994?mt=8


定価1400円(全15話)だから……93.9%OFF(笑)です。
iPhoneやiPadなどでダウンロードできます(詳細はストアをご参照)。

発売元のソニー・デジタル・エンタテインメントの
公式サイトでもニュースされています。→これ



登場する“心霊写真”はアプリの特性を生かして全てフルカラーで収録。
オリジナル・マスターに最も近い仕上がりと思います。


$心霊写真部 福谷修

$心霊写真部 福谷修-エンジェル様

$心霊写真部 福谷修


映像版『心霊写真部 壱限目/弐限目』が、
GyaO!に続いて、
ニコニコ動画『42夜連続 恐怖映画上映会』で、
8月5日(日),6日(月)に上映されるのに合わせてのタイミングでしょうか。

このアプリには、
製作が止まったままの映像版『参限目』『四限目』のエピソードも含まれています。
すでに書き終えている脚本(第一稿)は原作の後半部分をベースにしています。

“殺人鬼”や“屋上の人”の正体も明かされます。
最終回まで読めるのは今のところアプリだけ。
(映像版とは設定が少し異なりますし、このまま映像化されるとは限りません)。

85円なので気軽に読んでもらえればと思います。
(なお、iTune『心霊写真部』アプリの販売に伴い、
ブックシェアでの電子書籍の販売を休止するそうです。
また、android版は当面予定はないそうです)


※追記 こちらのニュースでも↓

あなたはこの写真の霊が見えますか?iPhone版ホラー小説「【閲覧注意】心霊写真部」が配信開始! - MSN産経ニュース
昔から好物は魚です。
特に刺身と寿司には目がないのですが、
ここ数年、疲れがたまっているのか、
生魚に対する耐性がじわじわ落ちている気がします。

とはいえ、こう暑い時期にはやっぱり冷酒と刺身はお約束。
特に今が旬であるメジマグロ(本マグロの子供)がどうしても食べたくなったわけで。

がしかし、メジマグロと言えば、
数年前、刺身を食べたその夜に激しい腹痛に見舞われて嘔吐。
夜中の間、ずっともんどり打った思い出があります。

自分の体調が災いしたのか、それとも魚自体に問題があったのか、
よくわからないのですが、
以来、メジマグロ恐怖症にかかって敬遠していました
(他のマグロは全く平気なのが不思議。親である本マグロなんて月一回は食べているのに)。

スーパーでおいしそうなメジマグロを見ても、
後ろ髪を引かれる思いで、やりすごす日々が続きました。
酷暑の中、頭をやられていると、
メジマグロの「ボクを食べて~おいしいよ~」という声が聞こえてきます。

そんな時、ある店で、色艶のいいメジマグロのさくを目にして、
ビビビッときたので、
これはトラウマを克服する意味でも食べるしかない、と決断し買いました。

実際、夕飯で口に運んでみると、これがもう絶品。
身が締まって鮮度も抜群。脂ものって濃厚な味わいで、すっかり堪能しました。
ありがとうメジマグロ君。
さあ、これで仕事にも気合いが入るというもの。
早速取りかかろうと机に向かったところ、なにやら体の様子がおかしい。
一時間、二時間たっても膨満感が解けず、
じわじわと体中がしびれ始め、
深夜になると腹に激痛が走って嘔吐嘔吐、
仕事どころじゃなくなって、布団でのたうち回りました。
『エクソシスト』のリンダ・ブレアの気持ちが少しだけわかった気がします。

いやあ、結局その日は朝まで仕事しようと思っていたのに完全にダウン。
翌日は回復したものの、病み上がりのようなじくじくとした体調不良は続き、
ほとんど仕事になりません。この時期に痛すぎます。

ええ、仕事の追い込みの大事な時期に、
メジマグロなんて旬の逸品を食べる自分がいけないのです。

調べてみると、最近新種の食中毒が流行しているそうで、
それはヒラメ、メジマグロ、カツオを食べた人だけが、
似たような腹痛、嘔吐、下痢に見舞われるらしいです。

この三種に共通するのがいまいちわからんのですが、
世間では「ヒラメ毒」などと呼んでいるとか。
ヒラメなんて一番あたりにくい魚のイメージだったし、
どうしてマグロの中でメジマグロだけ?とか、疑問だらけなのですが、
自分の腹痛の原因としても可能性があるんでしょう。たしかに症状が似ています。

それにしても、ヒラメ、メジマグロ、カツオって、
全て自分の大好物。
これらが全て食べられなくなったら、人生の楽しみのかなりの部分を失うことになります。
世間で大騒ぎになった牛レバ刺しよりもはるかにショックです。
(ちなみに肉刺も全く平気。先日も豚のレバ刺し食ったし)
幸い、ヒラメとカツオは先日食べたけど、なんともなかったので、一安心かな。

でもメジマグロは当分我慢するしかないです(←懲りてない)。
また数年後に食べて、バカの一つ覚えで腹痛に見舞われそうですが、
少なくとも仕事の追い込みの時に食べてはいけないと自覚した次第です。

$心霊写真部 福谷修


もう徹夜続きでへろへろです。


(以前書いたかもしれないけど)、
少し前、
ある映画会社の人と話した時、
「近い将来、日本映画はメジャーと自主映画しか生き残れない」と言われました。
今年の入っての状況は、まさにそれが如実に実感できるような。

ハリウッドでも活躍された某社の倒産もそうだし、
映画館も、
ホラーマニアに定評のあったシアターN渋谷や、
老舗の銀座シネパトスの閉館もその流れだと思います。
DVDレンタル店もセルも青色吐息だしね。

もう映画産業なんて終わっているし、
今時、映画なんて作っている奴はバカだよね、
100%損にしかならない、今はアプリよ~
などと笑われそうですが、
まあ、ちゃんとうまく作れば利益は出ると思います
(別に利益最優先じゃないけど)。

正直、ホラーやサスペンス、スリラーは
アイデアとセンス、努力と根性がものを言う世界と思うので、
予算でうだうだ言い訳していてもしょうがないです。

インディーズ(自主映画)でしか成立しないのなら、
インディーズの予算と体制で商業映画を作ればいいのです。

いや、嫌みでも皮肉でもなくて、
映画業界の慣習として、
経験上けっこう無駄も多いかと思うので、
今こそ自主映画を見習って、アイデアで予算をうまくやりくりして、
納得するクオリティの作品を提供したいものです。

まあ、言うは易しですが、
昨年辺りから、そうした映画作りの方法を考えてばかりいます。
実のところ、
『心霊写真部』も『心霊病棟』もその流れの中で、
以前では考えられなかった低予算で作られています。
でもまだ不十分でありますし、
もっと精進してアイデアを練らないとダメですけどね。

さて、そんなインディーズ体制の可能性を秘めた、
商業映画が明日7/21(土)より公開されます
(昨今の低予算映画の場合、
インディーズと商業映画の境界線は限りなく曖昧ですが)。

下北沢トリウッドで公開される『キラーモーテル』(写真)。



配給しているのは、まだ若い会社ながら、
非常に意欲的な挑戦をされています。
最近だと、『ロボ芸者』が内外でヒットしましたよね。

予告編を見ての通りの、海外輸出を意識したエ○グロ作品です。
おそらくびっくりするほどの低予算でしょう。

でもカメラワークやライティングもしっかりしていますし、
ジャンル映画として、雰囲気も上々。
キャストや見せ場も、商業作品として押さえることをしっかり押さえています。

同時にインディーズらしい開き直りというか、
大胆さとダイナミックさで物語を牽引している予感がします。
インディーズだから、と言い訳をしていないのが潔いですね。
なんにせよ観客に“あなたの知らない世界”を見せられればいいのです。

あくまで一つのアプローチですが、
こうした作品からも、明日の映画界の行方が読み取れると思います。

もちろん万人受けする作品ではないと思うし、かなり客を選ぶ作品です。
でも、上で書いたインディーズの可能性を感じたいのなら有りかと思います。

私も(確約できないのですが)時間ができたら鑑賞したいと思います。
公開中はイベントもいろいろあるようなので、詳しくは公式サイトを。
公式サイトhttp://www.killermotel.com/


あと、前回のブログで書いた
ニコニコ動画の夏休みイベント
『42夜連続・恐怖映画上映会』も本日深夜0時からスタートします。
今日は『怪談新耳袋 殴り込み』の新作映画イベントです。
他にも『テキサスチェーンキラー・ビギニング』(7/22)など、
侮れない作品が目白押し。
『心霊写真部』は8/5(壱限目)、8/6(弐限目)の二夜連続です。
http://ch.nicovideo.jp/channel/horror42

心霊写真部 福谷修
ご無沙汰しております。福谷です。
新作Aの入稿作業に追われています。
校正したり、細部を修正したり、ページを詰めたり、
公開まで、もうちょっとかかりそうです。

同時進行で映像企画も進行中です。
早く告知したいところ……。

気がつくと、外はもうすっかり真夏。
夏と言えばホラーですが、
あのニコニコ動画でこんな企画が。

心霊写真部 福谷修

『真夏のホラー映画42連発 恐怖映画上映会』
http://ch.nicovideo.jp/channel/horror42

なんだか、昔、小学校の校庭でやった夏休み映画上映会みたいでわくわくしますね。
もしくはテレビの映画劇場で、『吸血鬼ゴケミドロ』なんかの邦画ホラー、
『血に飢えた白い砂浜』やら『怪奇!超自然の目』なんかの怪しい未公開映画とか
(『シエラ・デ・コブレの幽霊』なんかもその一本でしたね)、
ちょっとだけ夜更かしするのも楽しいもんです。

そんな真夏ならではのイベントがニコニコ動画で開催。
7/20から毎晩深夜にホラー映画を一本ずつ、なんと42夜連続で上映するというもの。

そうそうたる作品にまじって、
『心霊写真部 壱限目』と『心霊写真部 弐限目』も上映されるそうです。

堅苦しい作品ではないので、気軽に見て、涼んでいただきたいですね。
ニコ動らしくツッコミ入れながら見るのも楽しいかと思います。

『心霊写真部 壱限目』は8/5(日)、
『心霊写真部 弐限目』は8/6(月)、共に深夜0時から上映予定です。


他の作品も豪華で興味深いです。

【第1夜】7/20(金): 怪談新耳袋 殴り込み!("心霊スポット殴り込み"独占生中継あり)

【第2夜】7/21(土): テキサス・チェーンキラー ビギニング

【第3夜】7/22(日): ×ゲーム

【第4夜】7/23(月): ヴァンパイアインラスベガス

【第5夜】7/24(火): あなたの知らない怖い話 4

【第6夜】7/25(水): スパニッシュ・ホラー・プロジェクト:ベビー・ルーム

【第7夜】7/26(木): マーダー・フィルム

【第8夜】7/27(金): 立入禁止●REC

【第9夜】7/28(土): 女性鬼

【第10夜】7/29(日): リアル肝試し

【第11夜】7/30(月): 妖怪大戦争(1968)

【第12夜】7/31(火): 怪猫有馬御殿

【第13夜】8/1(水): 富江

【第14夜】8/2(木): 四谷怪談

【第15夜】8/3(金): 着信アリ

【第16夜】8/4(土): ボストンストッキングキラー

【第17夜】8/5(日): 心霊写真部・壱限目

【第18夜】8/6(月): 心霊写真部・弐限目

【第19夜】8/7(火): 実録!呪いの動画

【第20夜】8/8(水): 魔性の夏 四谷怪談より

【第21夜】8/9(木): 封印映像 呪われた森

【第22夜】8/10(金): 呪怨

【第23夜】8/11(土): 呪怨2

【第24夜】8/12(日): リング

【第25夜】8/13(月): 忠臣蔵外伝 四谷怪談

【第26夜】8/14(火): 呪怨 白い老女

【第27夜】8/15(水): 呪怨 黒い少女

【第28夜】8/16(木): スパニッシュ・ホラー・プロジェクト:エル・タロット

【第29夜】8/17(金): コワイ女

【第30夜】8/18(土): テケテケ

【第31夜】8/19(日): テケテケ2

【第32夜】8/20(月): 吸血髑髏船

【第33夜】8/21(火): 封印映像2 呪殺の記録

【第34夜】8/22(水): ダムドファイル1

【第35夜】8/23(木): 2ちゃんねるの呪い

【第36夜】8/24(金): THE LOST/失われた黒い夏

【第37夜】8/25(土): 封印映像3 廃トンネルの呪い

【第38夜】8/26(日): ダムドファイル2

【第39夜】8/27(月): 幽霊ゾンビ

【第40夜】8/28(火): ダムドファイル3

【第41夜】8/29(水): ひとりかくれんぼ

【第42夜】8/30(木): THE 心霊写真 呪

※上映時間等はサイトをご確認ください。
※諸般の事情により、スケジュールは変更となる場合がございます。


「○○○が入っていない!」とか意見もあるかと思いますが、
そういう論争もまたこの手の企画のお約束。楽しみたいですね。

もうテレビじゃこんな企画、絶対にお目にかかれないでしょうし。

やっぱりニコニコ動画は侮れません。







ずいぶんとご無沙汰しております。

さすがに時期的にやばいので、
新作A、
全力で取り組んで、なんとか完成させました。

今回は、もう本当に永久に終わらないんじゃないかと焦りましたが、
いざゴールにたどりついた時には、感動もなく放心状態。あっけないものです。

納得いくものを目指して、かなり苦闘しましたんで、
最低限面白いものになっていると信じています。

というわけで、さあ、遊ぶぞ!夏休み!
といきたいところですが、
スケジュールが押した分、仕上げやら、○○化など、
やることは山積みです。休めねー。

そんな折、タイミング良く某社から電話。
前向きに対処してくれて本当感謝します。
いろいろご心配をおかけしました。

まだ詳細は書けませんが、情報解禁になりましたら、
新作、告知させていただきます。


さて、ずっとブログを放置していたのに、
ここ数日、閲覧数が三倍以上に跳ね上がっていたので、
なんだろうと思ったら、
GyaO!で『心霊写真部 壱限目』と『弐限目』の
再放送が始まったのですね。


『心霊写真部 壱限目』
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00835/v09892/v0984800000000541360/

『心霊写真部 弐限目』
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00835/v09893/v0984800000000541361/


昨年の夏休み、今年の冬休みに続いて、三度目の放送です。
無料ですので、よかったらぜひ。

しかし、これでまた
「参限目はいつ出るのですか」
という問い合わせが増えそう。
原作・脚本の立場だと、
もう『参限目』の準備はばっちりなんですけどね(にが笑)。

あと、こちらも偶然ですが、
原作小説の電子書籍版『心霊写真部 ~完全版~』が今夏、
ソニー・デジタル・エンタテインメントより、
新装丁デザインで、iTuneストアから発売されるそうです。

現在はソニーデジタルの
WEBストア「つながる本屋ブックシェア」でダウンロードできます。
http://book-share.jp/
『心霊写真部』と入力していただければ。

今のところ、『最終回』まで読めるのは、電子書籍版のみ。
“殺人鬼”の正体も明かされますので、よかったら読んでください。

というわけで、知らない人もいるかもしれないので、
映画『心霊写真部』の予告編。



次回は、新作のこともなかなか話せないので、
『心霊写真部』の今だから話せる裏話でも書けたら書こうと思います。
あ、『トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説』の製作秘話も併せて……。


ずっと缶詰の上に、体調もへろへろだったので、さすがに半日だけ休む。

外食する時間もなかったけど、気分転換とスタミナ増強をかねて、
わりと近所の「天下一品」へ。

数ある天一チェーンの中でも、
定番の「こってり」の上を行く、
「超こってり」が正式メニューで味わえると噂の店。

ラーメン二郎もマシマシが食べられなくなった年齢だけに
やめとくべきかとも思ったけど、
せっかくの外飯なので、店に入った勢いで、
「九条ネギのこってり大盛り+スープ増し」を注文。

超こってりにするには、メニューにある「スープ増し」の別料金(100円)が必要。
マニアの中は「スープ増し×3(超こってり×3)」などの強者もいるとか。

ほとんど待たずに出てきたラーメンは、
見た目はいつもの「こってり」ながらも、
レンゲでスープをすくうと、ちょっと重い!

たしかにこれは通常のこってりの倍近い濃度だ。
レンゲが沈まないし、あと少しで固形物である。

すすると、味も濃厚。
豚骨も凄いが、煮詰めた野菜のうまみも出ている気がする。
このスープだけで滋養効果が抜群と思える。
個人的にはこれぐらいが「こってり」のイメージ。
美味しいし、ネギとの相性も最高。
ただ、「超こってり」というのなら、たしかに×3ぐらいがいいかも。

×3が食べたいなあと思いながら、
麺をすすり、スープを半分ぐらい飲んでいると、
胃にがつんと響いてきた。
体調もベストではないだけに、どんどん胃が重くなり、
後半はニンニク味噌やスープたれを混ぜて食べたが、
スープはあと少しのところで飲み干せなかった。

とはいえ、結果として満足。
もう少し元気な時に「超こってり×3」も味わってみたい。

などと、グルメ日記を書いている場合じゃないんだけど……。


※ ※ ※


新作は最終回の仕上げで、少し止まっています。

実は映像化(映画化?)の構想も同時進行で進めていて、
その連動で、最終回というかクライマックスをどうすべきか少し悩んでいます。

もう入稿してもいいのですが、
あと少しわがままに時間をかけられたらと思います。

映像化と連動というと、
映像化しやすいように、
ストリーや設定を改変しているように思われますが、
むしろ逆です。

自虐的ですが、
絶対に映像化できないような小説のアイデアを練って、
自分を追い込みます。

さらにそれを映像化の構想プロセスで換骨奪胎し、
いかに限られた予算の中、新しいアイデアで視覚化するか練ります。

面倒くさい作業ですが、
作家の自分と、監督の自分と、脚本家の自分が喧嘩するわけです。

追い詰めて煮詰めて、やっと人様の前に出せる物になりましょうか。

今回はいつも以上にパーソナルな映像化作りを目指し、
今まで考えていた方向性を徹底的に掘り下げたいと思っています。

ここまで追い詰めているのは久しぶりです。
自主映画の「レイズライン」以来かも?どうでしょうか。

大変さでは他作品も同じだけど、
自由なアイデア度でいえば、なんだか久しぶり。
面白くなりそうです

今や自主映画と商業映画の垣根がほとんどなくなった時代だからこそ、
限られた予算の中で、パーソナルな物作りにこだわって、こってりと、
映像エンタメの新しい可能性を自分なりに探っていきたいと思います。


ご無沙汰しております。
相変わらずの缶詰の日々です。

新作も最終回に入って、いろいろ手を加えて、
書き直したりしています。
まだ終わらないですが、ここまできたら納得いくものにしたいですね。

この新作の完成がずいぶん遅れたため、
後に控えている作品も急ピッチで進めなきゃいけません。


さて、全く休んでいないのですが、久しぶりに電車には乗りました。
先週末、雑誌のインタビューを受けたのです。

なんで、このタイミング?新作も出していないのに、と思われますが、
なんでもB級ホラー好きのライター兼女優さんが、
雑誌でホラー映画コラムを持っており、
『心霊病棟 ささやく死体』を取り上げていただけることになったのです。

奇しくも、その雑誌の出版元は、
いろいろお世話になっている竹書房。

雑誌はこれ。


心霊写真部 福谷修


うおっ、こわいっす。ホラーなんて目じゃないっすね。
よく知らないのですが、売れているそうです

この雑誌のほぼ巻頭のカラー1ページって、
すごいというか、いいのかいなという感じです。

聞けば毎号、マイナーなホラー作品を取り上げているそうです。
こんな作品いじられてナンボですから、
徹底的にやっちゃってもらえればと思います。
(ちなみに写真は今月号で、『心霊病棟』は8月号に掲載)。


せっかくの外出だからと、都心で軽くランチした後、
小洒落たカフェで約束の時間まで原稿書き。

まあ、やっていることは、自宅だろうとジョナサンだろうとマックだろうと基本同じ。
場末と違って、ぎゃひぎゃひ大声で話すおばちゃん軍団がいない分、はかどりますが。

夕方、時間通りに製作会社でインタビュー。
ふだん寡黙(笑)なのにしゃべり出すと止まらないという悪癖で、
一時間いろいろ話させてもらいました。

インタビュアーの女性は、雑誌が雑誌だけに、
どんな姐御サンが来るのかとドキドキしましたが、美しくも聡明な方でした。
先にも書いたとおり、ライターの他、女優などもされており、
あるジャンルでは知る人ぞ知る有名人です。
気になる人は『実話ドキュメント』で名前を確認してくださいね。
これもご縁ですから、今後何か仕事につながればと思います。

で、インタビューで彼女に指摘されたのですが、
「増村保造の影響は受けてますか?」
などと聞かれ、
あまり意識したことはなかったのですが、
たしかに増村作品における
○女優を魅力的に撮っている(特に若尾文子)
○モダンな映像美と脚本で、テンポ、リズムを重視する
という自分が好きな点では、少なからず影響を受けているかもしれません。

厳密に言えば、
拙作『最後の晩餐』と、
増村監督の代表作の一つ『盲獣』の類似性を指摘されたのですが、
私は『盲獣』も大好きな作品ながら、今まで参考にした意識はなく、
これも知らず知らずに影響を受けているのかと、新たな発見があってうれしかったです。
そのあたりはさすが女優の発想と視点が加わって新鮮でした。


『盲獣』は1969年の大映作品。
船越英二と緑魔子という個性派スターによる、今で言う“密室監禁飼育もの”です。
直接的な描写をほとんど避けながらも、
ここまで淫靡な映像と物語が紡ぎ出されるかと
10代の頃、名画座で見て衝撃を受けたものです。

心霊写真部 福谷修


女体をイメージした美術もシュールすぎて圧巻です。
黄金期の映画業界の名残というか、美術職人たちの凄みと底力を見せつけられます。

監禁ものでありつつ、そこは乱歩原作なので、
ホラー・サスペンスのテイストで、異常性愛をねっとりと見守る増村演出が冴えまくり、
異様な迫力のクライマックスまで片時も目が離せません。

なにより他作品でも十分魅力的な緑魔子がこの作品では超絶的に可憐で、
ホラーは女優を輝かせるという、
私が『フェノミナ』『サスペリア』で学んだセオリーが、
ここでも十二分に発揮されていることに、改めて気づいた次第です。

加えて、盲目の監禁男を演じた船越英二も素晴らしい。
私の世代だと、ドラマ『熱中時代』の温厚な校長先生のイメージですが
(若い人には船越英一郎の父親でしょうが)、
もともと凄い人だと噂で知りつつ、
この作品を初めて見たときのインパクトが『熱中時代』のおかげで三倍増になりました。

トータルでは『コレクター』の影響下で作られた作品と思いますが、
そこは増村&乱歩、船越&魔子のコンビで、本家をしのぐ傑作に仕上がっています。

思えば『盲獣』も名画座で見て以来です。
CSで録画した記憶があるのですが、
劇場では奇跡のニュープリントだっただけに、
できれば劇場で、せめてBDで鑑賞したいですね
(大映=角川ならリマスターのデジタル修復版も可能だよね。間違いなく買う)。
つか、改めて増村作品を全部見たくなりました。

傑作、名作も多々ありつつ、
『セ○クス・チェック 第二の性』とか『エデンの園』なんかの、
トンデモ映画も作っている辺り、それもまた卓越した個性と魅力の成せる技です。

まだまだ増村監督の足下にも及びませんが、
がんばって精進して少しでも近づければと思います。

原稿書きも思ったよりはかどったし、インタビューも楽しかったし、
たまには外出してみるものです。


盲獣 [DVD]/緑魔子.船越英二.千石規子

¥3,990
Amazon.co.jp
某議員さんが脱いでいた『盲獣と一寸法師』とは関係ありません。
新作に追われています。
やっと『最終回』にたどり着きました。
ここからが本当のクライマックスです。


ところで、楽天ダウンロードで、
小説『渋谷怪談』シリーズと『こわい童謡』の電子書籍版が発売されました。

今まではたしか、携帯の電子書籍サイトなどが中心だったと思いますが、
今回はパソコンやタブレット、スマートフォンなどに落として、気軽に読むことができます。

書籍版より価格もお値打ちになっています。よかったらどうぞ。

『渋谷怪談』(ダウンロード版)
http://dl.rakuten.co.jp/prod/801084493.html
心霊写真部 福谷修


『サッちゃん 続・渋谷怪談』(ダウンロード版)
http://dl.rakuten.co.jp/prod/801084494.html
心霊写真部 福谷修

『サッちゃんの都市伝説 渋谷怪談Ⅲ』(ダウンロード版)
http://dl.rakuten.co.jp/prod/801084495.html
心霊写真部 福谷修

『渋谷怪談 THEリアル都市伝説』(ダウンロード版)
http://dl.rakuten.co.jp/prod/801084496.html
心霊写真部 福谷修

『こわい童謡』(ダウンロード版)
http://dl.rakuten.co.jp/prod/801084471.html
心霊写真部 福谷修

著者:福谷修 提供元:竹書房 価格:525円(税込み)