先日の患者さんは14年ぶりの来院でした。
14年は当院の最長ブランクです。
前に来たのが高校生のときで,現在は立派な大人です。
SNSで近況を知ることはあっても,頻繁に連絡を取るわけではありません。
そんな彼が訪ねてきてくれたのは嬉しいですね。
当院は久しぶりの患者さんが比較的多く,数年ぶりなんてのは珍しくありません。
場合によっては数年前に一度だけ来院された方からの紹介で来られる方もいます。
鍼灸は未病を治すといわれているので健康管理として定期的に通ってもらってもいいですし,そのほうが治療院の経営として潤うのは事実です。
そういった点でのプロモーションが私は上手ではないので,たいして儲かってません。
儲かるだの儲からないだのを語るのは医療の世界ではいやらしく感じるかもしれませんが,経営が成り立たなくなって潰してしまうと,頼ってくれている患者さんも困りますから。
それは置いといて,随分とご無沙汰の患者さんが来たときには,これまでやってきた治療は間違ってなかったんやなとモチベーションが少し上がります。
ちなみに数年ぶりの場合は,前に一度来たことがあると予約の際に告げてもらえると話が早いです。
久しぶりの患者さんでも名前は結構覚えています。