ゴールデンウィーク、みなさん、お楽しみ中ですか?

我が家はビーグル2匹連れて、キャンピングカーでキャンプに行ってきました。

 

 

最近ちょこちょこ出かけている犬連れキャンプですが、ほんとーにめちゃくちゃ気に入ってます。

 

古いキャンピングカーを改造して、ヒト2人とイヌ2匹、限られた空間ながら仲良く過ごせるように工夫しています。

 

行先は、ドッグフレンドリー(犬連れOK)なキャンプ場ならどこでもいいのですが、あえて繁忙期や人気スポットは外し、人がいない大自然のド真ん中を狙っていきます。

 

「そんな田舎で何をするのだ?!」と思われるでしょうが、犬の散歩以外、何もしません。
食べて寝るだけ。

 

でも、キャンプだから基本的な生活をするだけで時間かかるし、いろんなハプニングが起きてくれるので、けっこう忙しいのです。

 

今回の犬キャンプは特に、ハプニングがありすぎて、楽しすぎました。

 

4時間ドライブのはずが、途中パンクしたもので、なんだかんだで到着まで8時間。

 

※途中、ドッグランで犬たちを遊ばせたりしたのもありますが。

 

ようやくキャンプ場に到着したのは夜7時。

新月で真っ暗だったので指定された番号のところに停めて寝て

朝 目覚めたら、目の前がこの景色↓ゲッソリ


(右側)

(左側)

 

川のふちに停まってました。びっくり。

 

近くには素敵な場所がいっぱいで。。。お散歩しきれない。

 

*****

 

 

そして、今回の目的のひとつ。

 

 

 

 

人生初のマイ・ハープラブラブ

 

 

実は、ここ2~3か月ほど、お友だちのハープを借りて、ちょこっと自己練していたのです。

ピアノ弾けるからきっと簡単だろうとナメていたんだけど、指で弦を弾くという動きがなかなか新鮮で、身につくまでに時間がかかりました。

 

そろそろ自分のハープが欲しいなあと思ってググったところ、ハープを作っているメーカーさんを2つ発見。

 

一つはうちから南に4時間ドライブ、もう一つは北に4時間ドライブ。

 

北のハープメーカーさんはサイトもキレイだし、いろんなスタイルのハープをたくさん取り扱っているプロフェッショナルな印象。

それに引きかえ、南のハープメーカーさんは手作り感というか、スピリチュアル感というか… ホームページも古~いhtml形式なんだけど、「魂こめてます感」が伝わってきて気になりました。

 

さっそく南のメーカーさんにSNS送ったけど返信なし。

「もう商売してないのかな?」と諦めて、北のメーカーさん訪問を計画していたところ、夫のラースが「ボクが電話かけたる!」といって、南のメーカーさんに電話してくれました。

 

その電話に出たのは、ハープ屋さんの奥さん。

おそらく80才近いんじゃないかな。

そのおばあちゃんとラース、まるで旧友か親戚のような雰囲気で、めちゃくちゃ長話してました。

 

おばあちゃんの半生記をうんうん頷いて聞いていたようです。

おばあちゃんもラースが真摯に聞いてくれるから、うれしくて次から次へと話が弾んだみたいで。

 

 40年ほど前に、ご主人が手術中に受けた輸血でHIVに感染し、闘病の末、逝去。

 同じ年に、まだ2歳だった一番下の息子が自宅のプールで溺れて亡くなったそうです。

 

 そんなときに知り合ったのが今のご主人=ハープを作る人。

 

そんな人生経験のせいか、とても信心深くなったようです。

 

ハープメーカーのご主人も既に高齢で引退しているけど、販売できるハープはあと3台だけ在庫がある、とのこと。

 

それで、犬キャンプにかこつけて、そのハープを見るために4時間南下することにしました。

 

 

そのハープ工房は自然に囲まれた美しい小さな町のさらに郊外にありました。


*****

 

私が探しているハープは、レバーハープといって

各弦の上にレバーがついていて、上にあげると半音あがる作りになっているタイプなんですね。

クラシックで使うペダルハープより簡易なものです。

 

 

だけど、ここのハープにはレバーがついてなくて、

単なるドレミファソラシドだけなので、ハ長調しか演奏できないんです。

 

一目見て びっくりして 「え?!レバーついてないの?!」って叫んじゃった。

 

「必要ならつけてあげるよ」と、余裕でニコニコのおじいちゃん。

 

ただ、レバーひとつつけるのに35ドルで、全部の弦につけたらかなりの金額になってしまう。

 

そしたら、横からラースちゃん、「レバーくらいボクがつけてあげる」と自信ありげ。

さすがエンジニア&発明家!

 

おじいちゃんは「レバーの上げ下げとか気にせずに、自然に降りてきた音を奏でたいんだよ」といいながら、演奏してくれました。

 

そのときの思いつきで指がおもむくままに音を出している感じで、

曲としては成立していないようでもあるんですが、不思議と癒される即興演奏でした。

 

わたしも3台とも触らせてもらい、好きなだけ弾かせてもらいました。

 

おばあちゃんは私が音を出すたびに、鳥肌たつ~!と騒いでました。

どうやら、ハープの音の波動を、神様からのメッセージをとらえているみたい。

 

たしかに、ハープって共鳴箱が体にくっつくので直接波動を感じられて、演奏者が一番癒される楽器なんですね。

この体への振動が神様からのメッセージっていうのも、なんだかよく分かる感覚です。

 

しばらく好き勝手に触らせてもらいました。

どのハープも魂が入っているような波動を感じるんだけど、やっぱり一番大きい、ゴールドのハープを選びました。

(初心者には小さいハープより、大きいハープのほうが安定するので弾きやすいようです)

 

↓このお手製のデコレーションもまた味わい深いドキドキ

 

そんなわけで、まるで導かれるような流れで、このハープを連れて帰ってきたのですが、実は「なんだかちょっと違うんだよなー」という違和感も同居していたんです。

 

レバーがついてないこともあったし、私が弾きたいと思っていた曲にはなんだか似合わない、しっくり来ない感じで。

 

さっそく今まで練習していた曲をハ長調に転調して弾いてみたけど、なんか違う。

この違和感は、レバーつければ済むってもんでもない気がする。

 

なにかが根本的に違うんだ・・・

 

*****

 

そこで、ハープにご挨拶するように、音を出してみました。

 

曲とかテクニックとかハーモニーとか、まったく気にせず、

頭で考えることをやめて、

力を抜いて指が赴くままに、弦をポロンポロンと はじいてみたんです。

 

そしたら、、、

 

「なにこれ?!」

 

・・・という美しい音楽が生まれてきました。

 

 

さらに、歌詞まで降りてきました。

短い間に5曲くらい、出来上がってました。

 

神がかってる・・・ このハープ

 

#まあ、曲と呼ぶには断片的なもので、モチーフと呼ぶべきかな。

(↑また、頭で考えてる・・・笑)


明日になったら絶対忘れてそうだから、慌ててスマホに録音しました。

 

なんて心地よい音なんでしょう。

その波動が、ハープの共鳴箱を通してハートチャクラに直接浸透してきます。

 

なんていうか・・・今まで私が知っていた音楽=「音の楽しみ方」とはまったく違う感覚。

 

音楽とか、曲とかいうより、シンプルに振動するエネルギーを受け取っている感覚。

 

ずーっと昔から知っていたけど、ずーっと忘れていたこと。

なつかしく心地よい記憶を思い出しているような。

 

琴線に触れる、っていう日本語表現あるけど、

ほんとに琴線(ハープの弦)が心の琴線を直接震わせているかのような感覚でした。

 

 

今までの「音楽」とはまったく違う境地。

そこに連れていってくれたマイ・ハープ。

 

ありがとう。

 

少し早めのマイバースデー・プレゼントとなりました。

 

 

---------
☆E-Conceptionのフェイスブック

☆E-Conceptionのツイッター

☆E-Conceptionのインスタグラム

☆E-ConceptionのLINE@(ラインアット)

 

☆E-ConceptionのYouTubeチャンネル