わたしには今年21歳になった双子の娘がいます。
二人とも大学を卒業し、既にフルタイムで働いています。
リサは今年5月に家を出て、近所のタウンハウスにボーイフレンドと暮らしはじめました。
(そのときのメルトダウン報告はこちら↓)
もうひとりの娘 カレンは、今まで我が家とボーイフレンドの家を行き来していましたが、今日から独り立ち。
リサと同じ、タウンハウスに引っ越しました。
オーストラリアの「タウンハウス」というのは、こんな感じ↓
2階建ての長屋みたいのが並んでいます。
娘たちのタウンハウスは「3ベッドルーム」と呼ばれますが、一階にリビング、キッチン、ダイニング、ランドリー、トイレ、カーポートがあり、二階に寝室が3つ、そしてバスルームが2つ、という贅沢な間どりです。
(なぜかトイレが3つもある!)
キッチン側から見たリビングルーム。
壁の油絵は、私たち夫婦からの新居祝い。
かわいいサイズながら、アウトドアスペースも。
2階の寝室。3つもあるから、ひとつはゲストルームになるんだって。
主寝室は、まだ荷物の整理がついてなかった。笑
寝室の窓からの風景。このブッシュの向こうは海。潮風が吹いて気持ちいい。
ちなみに、わたしたち親は金銭的な援助は全然していません。
引越だって自分たちでやっていたので、私は手伝っていません。
(ラースは洗濯機の取り付けとか、家具の組み立て作業に駆り出されていたけど)
自分たちで決めて、自分たちで段取りして、自分たちで実行。
しっかり者の娘たち。
わたしが21歳だった頃とは大違い。
何の心配もないのはいいけど、
母としては余計なお節介もちょっとはしたいもの。
そんな余地も与えてもらえません!
そして、カレンが出ていったあとの部屋。
がら~~~ん
そんで、思い出のものばっかり置いていくんだよね~。
新しい生活には必要ないから。
私もそうだったけどさ。。。
カレンの部屋の壁にかかっていた写真。
私の乳がん治療が終わったあとに、みんなで旅行したときの思い出。
泣けてくるよ。。。
「もう要らないから、わんこのおもちゃにどうぞー」って言われても…
私たちが買い与えたり、おじいちゃんおばあちゃんがくれた思い出のぬいぐるみたちだよ。
(手作りじゃないだけ、まだマシか・・・)
どうしたらいいのだ?!
そして、極めつけはこれ↓ 家族の写真をプリントした特注マグカップ。
「プレゼント」って言ってくれました。
思いやりはうれしいし、
立派に独り立ちして、えらいなあとは思うんだけど、
母親業も無事卒業できてよかったものよ、とも思うんだけど、
なんか泣けてくるんだよね。。。
(この感情を表現する絵文字がない…)
子育て完了かぁ。。。
タウンハウスをあとにしたときの空が、わたしの気持ちに一番近いかな。
とはいえ、車で10分の近所だし、
毎週日曜日は一緒にディナー食べてるし、
週に何度かはピアノ教えにうちに来るし、
明日もみんなでバドミントンやるし、
そんなに悲しむこともないんだけどね。
うっすらと、なんとな~く感慨深い夕暮れです。