↑なに この食べ物?
先日の「オーストラリアのリタイア生活」の記事がなんだか異様にアクセスを稼いでおります(笑)。
やっぱりみなさん、気になるところなんでしょうか。。。リタイア後の生活。
オーストラリアの「引退村」もいいけれど、年をとったらやはり日本の味が恋しくなったり、英語を忘れてしまったりするのかな。。。とも思います。
そんな折、近所に Finncare フィンケア なるものを発見。
フィンランドの国旗がたなびいてるし、フィンケアっていう名前からして、フィンランドと関係あるんだろうね、と思ってました。
ところで、わたしの夫、ラースちゃんはデンマークの人なので、ずーっと北欧風のライ麦パンを探し求めているのです。
デンマークのベイカリーはゴールドコーストに1軒あるのですが、毎週通うにはちょっと遠い。
そんな折、このフィンケアにあるカフェで、本格派のライ麦パンが買えることが分かりました。
毎週水曜日、朝9時から午前中だけカフェOPENして、フィンランド風の焼き立てパンを売り出します。
娘のボーイフレンドのおうちの近くなので、娘に買ってきてもらうのですが、
9時5分過ぎに行っても売り切れてしまう、大人気のパンがあるらしい。。。
今週、娘は気合を入れて、9時前から出来ている行列に並んだそうです。
そして、ゲットしてきたのは・・・
デンマーク人も知らない、なぞの物体。
葉っぱのようにも見えますね。。。
真ん中はカスタードなのだろうと思い、オーブンで焼いて食べてみたのですが・・・
なに、これ???
まわりはライ麦で出来た薄くて硬いシートで、
まんなかは、ぐにゃっとしていて味がない。
マズイとは言わないけど、
かなり期待はずれ。
グーグル先生に聞いたら、「カレリアンピーラッカ」
パイだそうです。
真ん中のぐにゃっとしたのは、ライスプディング。
そう、お米なんです。
行列に並んでゲットしてきた娘は、
「なんでみんなこんなもののために並ぶの~~~~???」
と絶叫してました(爆)
うーーむ、
これはフィンランドに生まれ育った人にしか分からない懐かしの味なのでしょうね。
日本でいえば、おはぎとか、葛餅とか
ガイジンには、その価値が分からない懐かしい味。
そんな感じなのかなあ。
でもね、フィンケアのシナモンロールは、デンマークのシナモンロールにか~なり近くておいしいで~す。
そうそう、ライ麦パンはね、最近ウールワース(ふつうのスーパー)で、おいしいのが出るようになったみたいで、助かってます。
サワードウのダークライ
デンマークのバター LURPAKつけて食べると最高にうまい♪
で、ところで、このフィンケアというのは「フィンランド人のためのリタイアメント・ビレッジ」なのでした。
オーストラリアにそんなにたくさんのフィンランド人がいるの?
と不思議なんですが、きっとオーストラリア中からフィンランド人が集まってくるんじゃないでしょうか?
ちなみに、デンマーク人も入居しているそうです。
そして、カフェだけ一般にも開いている、というわけ。
私が先に死んだら、ラースはここに入ればいいね。
ラースが先に死んだら、私は・・・
ねえ、誰か、日本人用リタイアメントビレッジ作らない?
フィンケアならぬ、ジャップケア(爆)
朝食はご飯とお味噌汁。
納豆もヒジキも麹も買えるお店。
日本語が通じる環境。
そんなのあったら最高だね。。。