双子ガールズが二十歳になりました~!お祝い

ってことで

たくさんのお友だちに祝福していただきました。

 

ありがとうございます。ドキドキ

 

なんですが、実は、ダークな過去グラサン もあったんですよ。。。

 

うちの娘たち、いじめっ子だった!!!

 

・・・ってことも当時は知らなかったのですが。

 

ハイスクールを卒業する頃になって、

本人たちからカミングアウトしてきました。

 

「小学校のとき、いじめてたんだよ~」って。

 

驚きの告白ガーンガーンガーン

 

だって、こんなに可愛かったのにーーー!!!

(そういう問題ではない・・・)

 

 


本人たちの告白によりますと、

小学校1年生から3年生の間、

クラスメイトをいじめていたそうです。

ターゲットはときに変わるそう。

 

私も夫も、ぜんっぜん気づきませんでした。

 

 

もうとっくのとうに過ぎたことですし、

今さらどうにもできませんので、

 

いじめっ子ってどんな心理なのかな?

後学のため 元いじめっ子にインタビューしてみました。

 

 

*****

 

― どんなふうにいじめていたの?

 

言葉でね。

相手が傷つきそうなことを言うの。

 

― どんな言葉?

 

ボーイッシュな女の子に

「あんた、男の子みたいだね」

とか。

 

「髪が短いね」

とか。

 

― それって、単にホントのことを言ってるだけみたいだけど。

 

そう言われたときの相手の反応が面白かったんだよ。

本人も気にしていることだったんだろうね。

 

― いじめの対象は、どういう子なの?

 

うーん、なんか、いじめたくなる子っているんだよ。

 

― そういう子はどんな特徴があるの?

 

いつも下向いて、肩すぼめて歩いてる子。

自信なさそうな子。

ああ、要するに、姿勢の悪い子かな。

 

― 他のクラスメイトはどんな反応なの?

 

別に。。。

だんだん私たちには近づかなくなっていったみたい。

 

 

 

― でも、4年生からはイジメるのやめたんだよね。

  どうしてやめようと思ったの?

 

気が付いたら、まわりに友だちがいなくなってたの。

いつも二人だけで。

それも面白くないなって思ったから、

4年生からは みんなに親切にするようにしたの。

 

そしたら、友だちが増えて楽しかった。

 

 

*****

 

なるほど。。。

 

私の記憶では、逆に

「いじめられた」報告を受けたことがあります。

 

娘たちが小学校1年生のときに

クラスの男の子に「やーい、チビー!」と はやし立てられた、

という話を本人から聞きました。

 

その学校では「いじめ撲滅運動」をやっていて、

「もし、いじめを受けたら、

 『そんなこと言わないで、心が傷つくから!』

 と主張しましょう」

と生徒に教えていたんですね。

 

なので、

 

「じゃあ、その男の子にちゃんと言い返したの?

 傷つくからそんなこと言わないで!って」

 

と娘に聞いたら

 

「言わないよ。

 だって、わたし、傷つかないもん」 

 

という冷静な回答が返ってきて、

なるほど!びっくり

と思ったんですよね。

 

 

つまり、いじめる側の心理としては、

「相手が傷つくから面白い」

のであって、

「相手が傷つかなければ、面白くない」から

「いじめ甲斐がない」

ってことなのか?!  と。

 

もちろん、「いじめ」と一口にいってもいろんなケースがあると思うけど、

「いじめ心理の根っこ」「はじまり」は、そこにあるのかな、と。

 

ズケっと言われたことで傷ついたことが相手に伝わると

その反応が面白い、と捉えられてしまうわけですね。。。

 

子どもながらにパワーの奪い合いゲームなんでしょうか。

 

パワーを持つと「面白い」から、

そのためにマウントする??

 

*****

 

娘たちは6歳から8歳まで、いじめっ子をやってみて、

「これは得策ではない」と自分たちで気づいて

いじめっ子をやめた。

 

最初は面白いと思っていたことが

結果的には面白くないと気づいた。

 

これも心の成長の一過程なのでしょうね。

 

いじめられてしまった子にとっては

大変迷惑でしたが。

 

 

また、双子だから、パワーが2倍ってこともあったでしょうね。

クラスメート全員を敵に回しても、相方だけは味方だから。

そりゃ強いわ。

 

 

強いからこそ、優しくならないとね。

 

 

 

 

 

なぜこの投稿を出したかというと、

 

いじめられた子どもの気持ちは想像できても、

いじめた側の気持ちって、

いまひとつ分からないんですよね。

 

いじめている子は親には言わないだろうし、

その心理については

あまり焦点が当たっていないように思います。

 

いじめをなくすには、

ただ、ひどいとか、かわいそうとか、

感情的に共感するだけではなく、

いじめる側の心理を理解することも大切じゃないかなと思うのです。

 

そういう意味から、

直接いじめ問題のお役に立てるか分かりませんが、

ひとつのケースとして、ヒントになることがあれば幸いです。