健康志向の方々から
「油分はできるだけ摂りません」
的な発言を聞くことがあるのですが、
わたしはこれ、ぶっちゃけ 「キケン」だと思っています。
もちろん体質は人それぞれだから、
油摂らないほうが体調いい人もいるのでしょうけれど、
乳がんサバイバーとして、調べたこと、実践してきたことから
はっきりと「油めっちゃ大切!」と感じています。
※乳がんになったとき、参考にした本はこちらです↓
この本↑にも書いてあるんですが、
問題なのは、どんな油をどんなバランスで摂るか?
必須脂肪酸って聞きませんか?
オメガ3とか、6とか。
これ「必須」って言われるだけあって
体内で生成できない油なので、
摂取しなきゃいけないの。
そして大切なのが、オメガ3とオメガ6のバランス。
できたら 1:2 くらいになっていると理想的みたいなんだけど、
現代人の生活、意識しないでいると
1:10 みたいなことになっているらしい。
このオメガ6過剰状態が、炎症を引き起こし、アレルギーだとか肥満だとか生活習慣病、そしてガンの遠因になっているという。。。
だから、オメガ6が多く含まれる油は、基本ウチには置かないし、
使うとしたらバランスを意識します。
毎日、オメガ3がたっぷり入った亜麻仁油(フラックスシードオイル)を生のまま(加熱せずに)食べています。
ふだんはサラダのドレッシングとして。
(生野菜&ハーブに、マレーリバーソルト&亜麻仁油だけで、めっちゃ美味しいサラダドレッシングになります)
便秘とか頭痛とかで体調崩しそうになると、スプーン一杯の亜麻仁油を食べます。
(ゴックンと飲み込むのではなく、カミカミしながら唾液とともに「食べる」のがポイント)
これだけで、たいていの不調は回復しますよ。ほんとに、すごい。
オーガニックの亜麻仁油を買ってください
※私が食べてるのは見つからなかったけど、ニュージーランド産のオーガニックのものがあったので貼り付けておきます。
ウチではオメガ6摂っていないつもりなんだけど、どうしても外食したり、テイクアウェイしたり、出来あいの加工食品など食べちゃったりすると、それだけでオメガ6過剰になるみたい。
そして、さらに恐ろしいことに、ふつうの生のお肉や、乳製品も要注意なのです。
上記の『がんに効く生活』にも出てくるのですが、
昔の畜産肉、乳製品は自然と オメガバランスがとれていたんだそうです。
畜産をより効率よく大量生産するために放牧をやめ、トウモロコシや大豆などをエサとして与えるようになってから、お肉や乳製品の脂分がオメガ6に偏るようになったんだって。
伝統農法で育てられた乳牛からとれたチーズには、ガンを抑制する成分まで含まれていたというのに…
ただ、最近でも、干し草や放牧で育った牛さんのお肉はちゃんとオメガバランスとれているものもあるそうです。
(ちなみに、オーガニックのお肉だからといってオメガバランスとれているわけじゃないです。オーガニックかどうかがポイントではなく、動物さんの育てられ方がポイント)
だから、お肉を食べないベジタリアン(菜食主義)、
動物系のものは一切食べないVEGANになるっていうのも
健康の面からもひとつの有力な選択肢と言えそうです。
でも私はVEGANにはならない。
この件は、またの機会にお話ししますね
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そして、お肌にも必須脂肪酸の栄養補給は大切ですよ!
皮膚から吸収できるって、ありがたい♪
酸化しやすいのがタマニキズだけど、
ローズヒップオイルなんか、傷を修復してくれるし、
お肌ふっくらしてきますから。
関節炎、リウマチや乳がんのお薬補強としても効果アリというデータが出ています!