今話題の新型コロナウイルスの感染経路として、有力なものが「飛沫感染」と言われています。

 

飛沫感染とは、咳、くしゃみなどに含まれるウイルスを介する感染 

 

これにはマスクが有用(少なくともある程度は)と言われています。

 

飛沫というと、ふつうは、咳とかくしゃみとかを思い浮べるわけだけど、

実は、おしゃべりでもかなり飛沫は飛び散っているのです。

 

 

今回のコロナウイルスは無症状や軽症者もいるので、

本人が気づかないうちに感染を広げてしまう可能性もある。

 

そして、

感染してから潜伏期間を経て、発症する直前が最も感染力が高い

という説もあります。

 

発症する前って、クシャミも咳も出ていない状態。

 

感染するとしたら、おしゃべり時に飛ぶツバです。

 

そこで発見したのが、この実験。

 

話すときに飛ぶ飛沫を、視覚的に確認したものです。

 

 

この実験では Stay Healthy と言っているのですが、

マスクなし と マスクあり で

見える飛沫量が全然違う!

 

私たち、しゃべるだけで、こんだけ飛ばしてるんだ!?

 

そして、

 

マスクって、こんなに効果的なんだ!?

あなどれない、マスク・・・

 

#このページの上のほうにある VIDEO をクリックすると、動画が見られます。

 

※この実験で使っているのは、ふつうのサージカルマスク(病院で使われる不織布マスク)です。

 

これは私の仮説にすぎませんが、

英語より、日本語のほうが話すときの飛沫少ないんじゃないか?と思います。

 

p, b, v, f, s, th, z といった子音単独の発音は、どうしても飛沫が飛びやすくなると思うんですよね。

 

なぜ日本は感染増加率が低いのか?という仮説はいろいろ出ていますが、そのうちのひとつにカウントしてもいいかもな、と思ったりしました。

 

「日本語はしゃべるときに飛沫が飛びにくい」(←仮説です)

 

この実験に、各国の言語を取り入れてもらえるといいですね。。。

 

※PDFファイルの論文まとめはこちら(英文)