○呼吸のトレーニングを行う上での注意
まず、みぞおちをほぐしておきましょう。鼻と口から吐いてみます。
このとき、鏡を見てください。肩が上下する場合は、
胸を少し鳩胸のように持ち上げてみてください。
ただし、苦しくならない程度にしてください。
少し腰の支えが感じられるくらいでよいでしょう。
重いものを両手に持ったり、手をイスの背にかけてなど、
肩が上がらないように固定する方法もあります。
最終的には声に必要な呼吸が「花をかぐだけの量だけ」と
いわれる域までもっていきたいものです。
呼吸の基本は、「吸うより吐く」「あくびとためいき」です。