リズムと音程の処理(強弱アクセントと高低アクセント) | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

歌手、声優、俳優、芸人、ビジネス、一般、声に関心のある人に。
プロ、トレーナーも含め、トップレベルのヴォイトレ論を展開します。

さらに学びたい人は、一流になるための真のヴォイストレーニング https://vccarchive.hateblo.jp/

 リズム感は、呼吸のなかで感じる時間であり、

一つひとつの拍がとまっているものではありません。

 

日本人は、声を点として音にあてる傾向があります。

それでは、ノリが出にくいのです。

 

外国語(英語など欧米語)の言語アクセントは、強弱で、メリハリで進みます。

息の流れから、しぜんと動きや線がみえるのです。

 

 音程についても、同じことがいえます。

日本人が音程をとるとき、二点の離れた点をあてて結び付けようとしますが、

外国人は強弱のフレーズのなかでスムーズに移行します。

 

 いうまでもなく、欧米の言語アクセントで生まれた歌の音楽が、日本に輸入されて、

そのリズム、メロディに日本語をつけたのですから、

無理があり、そのままでは、ふしぜんにならないほうが、おかしいのです。