11月になり、1週間が経ってしまいました。
先日、建築業に従事する人から、「お前のやっている仕事は、全ての仕事の根幹だ」と言われました。「農業は、何でも出来る」、この思いは、以前から感じていました。自分で営農し始めてからも、改めて感じています。建築業の人の言葉を聞いて、「他の仕事に就いている人も、そう感じるんだ」と驚きました。私は、漁業・林業に従事する知り合いは少ないですが、農業の創造力は第一次産業の中でも高いと思います。今後、農業の魅力あふれる農業経営をしていきたいと思います。
最近、野菜を作っていて、「アピールポイントは?」と聞かれる事があります。「無農薬・無化学肥料です」、「美味しい品種です」等と答えます。しかし、アピールが弱いと感じます。「ごぼうは食物繊維が豊富で、香りが良い」、「コマツナはビタミンA、ビタミンC、ミネラルが豊富」等、基本的な事をしっかり言葉にしてアピールしたいと思いました。
ごぼうの収穫に四苦八苦していた時、隣の農家が下の器具を貸してくれました。
ごぼう農家が使う器具です。1m程の先端の尖った鉄棒で、ごぼうの細根を切ります。その際、土が崩れて、収穫が早くなります。単純な器具ですが、体力的に楽になりました。
11/4の朝、畑にいくと霜が降りていました。
周辺農家から、「君の畑がある場所は、市内より3~5℃気温が低い」と言われていました。この日の最低気温は4℃でした。
畑の面積は20aです。今、「収穫の秋」です。1日中、収穫作業の日々です。単に作業をこなすのではなく、「何故自分が農業を始めるのか」を自問していきたいと思いました。いる人も、来る人も、帰る人も笑っている農場、福笑い農場はそんな農場にしたいと思っています。
今日、販売先スーパーの青果チーフが、「今はネギ、にら、ホウレンソウ等の葉物が安い。この時期は、客はあまり小松菜を買わない」と言っていました。勉強になりました。
東京NEO-FARMERS!のホームページが出来ました。
こちら↓です。
先日、東京NEO-FARMERS!の仲間達で行った直売は、全品完売でした。数年前から、東京で非農家出身の人間が、農地を借りて農家になる動きが広がっています。独立した先輩達を見て、「自分もいくぞ、いくぞ」と、次々とメンバーが増えています。私も、その一人です。