リーグ戦週目を終えて




 

私、現在学生監督を務めさせていただいております、人間発達文化学類4年の佐藤晴樹と申します。




まず皆様、日頃より福島大学硬式野球部を応援していただきましてありがとうございます。

多くのご協力のおかげで、リーグ戦を無事戦えていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。


コロナ禍による、日程の変更もありながら、5週目の日程を終えています。




現状の報告からしますと7試合を終え、3勝4敗となり、今春の優勝の可能性がなくなってしまいました。これまでの、試合を振り返ると、序盤から優位に試合を進めながらも、後半勝ちきれない試合が多く、悔しい敗戦が続きました。野球の怖さを知った、日々でもありました。



この現状を、チームとしても、個人としても、正直まだ受け止めきれていない部分が多いです。

1年間、優勝を目指し、取り組んできたことが本当に正しかったのかと自問自答すると共に、悔やんでも悔やみきれない思いでいっぱいです。





しかしまだリーグ戦は3試合残っています。前を向いて、この3試合に向かっていかなければなりません。引退を迎える4年生にとっては、最後の学生野球となります。ぜひ、やり切ったと思えるような日々を過ごしていってほしいなと思います。



そして何より、あと3試合、リーグ戦ができることに感謝をして戦いたいと思います。


当たり前に、リーグ戦が開催されている現在ですが、2年前には開催ができず、最後のリーグ戦に参加することすら出来ない先輩方もおられました。

今考えても、言葉にできないほどやるせない気持ちでいっぱいだったと思います。


それに比べて、私たちは試合ができて、楽しさや悔しさを感じることができています。

それだけで、幸せなことだと思わなければならないのではないかと思います。




この2年間、野球が当たり前にできる日々ではありませんでした。何度となく、練習ができず、練習試合もできず、仲間達と会えない日々もありました。


そんな中、やっと迎えられた最後の春リーグです。思ったような結果は残すことは難しくなりましたが、最後までこのチームで戦えることに感謝をして、自分たちらしく戦っていこうと思います。


最後になりますがこれからも、福島大学硬式野球部の応援よろしくお願いします。