T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~

T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~

♪Today&Tomorrow♪ 今と未来に輝かしい希望を持って、みんなで手をつなごう!

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ご存知の方も多いと思いますが、私はJARFという、浦川たつのり氏が代表を務めるボランティア団体で


10月20日まで活動していました。



何故、今まで名前を一切公表してこなかったかというと、このJARFの浦川氏は、


ペット業界や動物愛護活動をしている方達からとても悪評が高く、


私が福島に拠点を移して、個人で活動して行くにあたり、この人と一緒に活動していた事で、


同じ人間と思われ、活動の足を引っ張られる可能性があるとアドバイスをいただいていたからです。





実際福島に自分で土地を借り、シェルターを建て、犬達と共に福島へ引越し自分で活動を始めたところ、


本当にたくさんの方達から、私の知らなかった浦川氏の悪事や事実を教えられることとなりました。




「今までよく一緒にやっていましたね」


「JARFはあまりにもいかがわしく支援してきませんでしたが、これからは支援します」


「代表の代わりに一生懸命やっていた事を知っているので、これから協力したい」


と、いろいろな方が今は応援・ご支援してくださっています。






私自身、仙台→石巻→伊豆高原(1週間のみ)と約2ヶ月間一緒に浦川氏といましたが、思いやりがなく、


自分勝手で、動物愛護のかけらも感じられず、そして一人の女性としても嫌な思いもしてきました。





最初は3日間のつもりで被災地へ入りました。



なのに、何故ずっと半年以上もJARFとして活動をしてきたかというと、たくさんの支援者さん達からの


やさしい思いの詰まった支援物資を自分の手で被災した動物達やそのご家族様達に、


直接お届けしたかった事。




浦川氏が自分で全くお世話をしないにも関わらず無責任に保護してきたワンちゃん達を


どうにか幸せにしたいという気持ちが強かったからです。




T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~-ごんた



6月に悪性リンパ腫の診断を受け、余命1-2ヶ月と宣告されたゴン太ですが、伊豆から福島に戻り、


室内飼育をし、副作用の強かった高度な治療を止め、自然療法や食事の改善、ストレスの軽減により、


誰もがビックリするぐらい元気になりました。




しかし、年末に腫瘍の肥大と増加が一気に進み、獣医さんからも「年越し出来るか…」と心配でしたが、


また元気になりました。




そして、先週から、嘔吐・水下痢・下血が続き、ドッグフードはもうずっと食べていません。



手作りのおかゆや葛湯などで、何とか栄養を取っています。



お部屋も汚れてしまいますし、夜中でも、早朝でも、トイレに行きたいと言えば連れ出し、とても手がかかり、


そしてとても心配な様態が続いています。



出来る限りの治療は続けています。




T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~-ごんた



4月15日、浪江町の住宅街で出逢いこの子を保護するか一緒に保護に入った代表が


仲間に多数決を取ったところ、誰も何も言いませんでしたが


「何故誰もいないの?助けて!!」と大きくはっきりと聴こえた事から


私は保護を主張し、石巻に連れて帰りました。



家族と急に離れ離れになり、石巻→伊豆高原→福島と移動しながら闘病生活を頑張ってきました。




怖がりで、よそよそしく、他人行儀だった子が、福島に連れて帰り、元気になり、ものすごく甘えん坊になり、


いつも私の後を追い、姿が見えないと呼び続け、とにかく一緒にいることが何よりの薬になったと、


獣医さんも、一緒に手伝ってくださっている方も、支援者の方達も、飼い主様達も、そうおっしゃっています。




少しでも辛くなく、安心して時間が過ごせるように、出来る限りの事を私はこれからも続けていきます。




T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~-ごんた



伊豆では高価で高度な治療をしていただきました。



これらの治療費は伊東市獣医師会からご支援していただいていました。



現在は私が立ち上げたT&Tの支援者様達からの支援金で支払いさせていただいています。



最初は私の貯金から支払い、後で精算させていただきました。



ゴン太の為にJARFに支援金を振り込んでくださった支援者の方達のお金は一切使われていません。




ゴン太は飼い主様と再会出来たものの、今後一緒に生活の出来る見通しがなかったため、


飼い主様に私が里親になり、最後までお世話をしたいと申し出て、ご了承いただき、


この子を住める家を必死で探し、今一緒に生活しています。




避難者さんのための県の借り上げ住宅が多く、物件がないうえに、


大型犬を室内飼育出来る家はどんなに探しても全くありませんでした。



今の部屋もペット不可でしたが、大家さんのご好意により、敷金を3か月分納め、借りています。



もちろんこれらの経費は私の実費で、全く収入がないので、貯金で活動を続けています。



光熱費も活動のための電話代も、何もかも、実費で今は払っています。



(支援の輪が広がりましたら、活動経費として、いつか精算出来る分はしたいと考えいます)





私がゴン太のの里親になる話を浦川氏にしたところ「あの子の為に1番いいね」と言われました。



そして、「治療費がかなりかかりますから、支援金を使わせて下さい」と話したところ、手のひらを返したように


「あの子は引き取り手のない子や余命宣告をされた子を無料で面倒みるシェルターに入れる」と言い出しました。



絶句でした。



「そんな事をしては、あなたが1番気にしている世間体に傷がつきますよ」と話し、やっぱり私が引き取る事に。





その後、他のワンちゃん達の行き先も決まらず、この子達の為に集まった支援金の残りを


今後の活動資金の1部として譲渡するという約束の元、私は福島に土地を見つけ、シェルターを作り、


犬達と共に引っ越しました。




T&T活動記録 ~福島被災犬の幸せを願って~-ごんた




未だにJARFからは、1円もお金が入らないのが現状です。



最初から渡す気はなかったと思います。


お金をいかに残すか考えていたようです。


そのために、残った支援金は長崎のために使うと書いていると言っていました。


本当に使われるのかも信用していません。


東北の子達の活動はまだ終わっていませんよと話しましたが、自分は終わったからと言われました。




自分は最初からお世話も全くせず、ほとんどの事を押し付けてきた人ですし、


そして、支援金をどうやって集めるか、どうしたらお金が入ってくるかばかり考え、


ブログにも事実と違う事を平気で書いている人でした。





それでも、浦川氏が言うシェルターにゴン太を入れることなく、


伊豆の活動時に残った子達を別団体に譲渡するか、伊豆にそのまま残すと言われましたが、


自分の貯金を使ってもゴン太達と一緒に頑張っている自分は正しい事をしていると思っています。




ゴン太の性格からして、知らない場所に追いやられていたら、相当なストレスで今生きていないと思います。


他の子達も、辛い思いをして、やっと伊豆で信頼関係が築けたのに、また知らない人の所にやられずに、


よかったと感じています。



全くお世話をしなかった浦川氏の意見を聞かずによかったと思っています。





保護=愛護ではありません。



保護はスタートであり、保護された子達にとって本当に大切なことは、その後のケアなんです。



それはとても辛い思いをしている子がほとんどだからです。



伊豆でも、「お世話をするより、里親探しに時間を使うように」と浦川氏に言われていましたが、


どんな子でどういうお家にご縁を作ったらいいのかまず見極めなくては行けないと思いました。



JARFの保護犬達の里親さんを決めるためのやり取りをしてきたのは私です。



里親様達は今私の活動を支援してくださっていたり、今でも近況をお知らせしてくださっています。





今もまだJARFは支援金を募集していますが、動物愛護の為に、きちんとお金が使われるとは全く思いません。



たくさんの人達が、浦川氏が支援金の私物乱用していることを知っていますし、


私よりずっと前からこの事実を知っていて、暴露されている方達がたくさんいるそうです。




私だったら絶対にこの人を支援しません。




とにかく無責任で、人の善意を利用し、自分が有名になる事ばかり考えている人なので。




そして支援してくださった方や一緒にボランティアをしてくれた仲間達に、全く感謝をしているように思えません。




形だけです。





私は6ヶ月以上もJARFでボランティアをしてきましたが、活動終了時、


「お疲れ様」も「ありがとう」も言われませんでした。





支援金は、皆さまにとっても大切なお金だと思います。



本当に動物の事を考え、一生懸命に活動している方達がたくさんいらっしゃいます。





大きな団体だからとか、有名だからきちんと支援金が使われているわけではなく、


実際支援金の使い道について、裁判も起こっていますから、ご支援をされる時は、


今一度、本当にお金を預けても大丈夫なのか、お調べになられた方が、


助かる動物達が多いという事をお考えいただければと思います。





今のゴン太の様態は今発売中の光文社「女性自身」でもお読みいただけますので、


ご興味のある方はお読みくださいませ。



とても頑張って生きています。







年末のあるとても寒い日の犬舎の風景です。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



レオとソフィー、レオくんのお父さんとお母さん、テツくん(12月に仲間入りした子)のお父さんとお母さん。


全員、南相馬市小高区の出身で、現在も避難生活をされています。


レオくんのお父さんとお母さんは、またレオと一緒に住むために、ずっとペット可の仮設住宅の抽選に


当たるのを待っていました。


結局、当たったのではなく、避難所が閉鎖になるために、空いている仮設住宅を割り振られ、


希望していた場所とは別の仮設住宅に入る事になりました。


そして、この日はレオくんのお迎えの日。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



レオくんは保護時に、骨折をしていましたし、お耳もしばらく治療をしていました。


静岡で再会したのは、みんなよりかなり後でした。



飼い主様探しの情報になるので、レオくんが何か出来るのか試してみると、


お手・おかわり・ゴロンをすぐにしてくれました。


レオくんは仲良くなるのに、少し時間がかかりましたが、とってもお利口さんで、本当にかわいい子でした。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



レオくんはお耳の治療をしていたので、お顔を触られるのが嫌いでした。


いつも、お尻を向けて、触って!と催促します。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



車に乗るのが大好きな子で、すぐに飛び乗り、運転席へ。


レオくん、免許持ってるの(笑)!?



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



レオくんは11歳ですが、すごく毛並みがやわらかくて気持ちいいんです。


レオくんのやわらかさをずっと覚えていたくて、手袋をはずし、ナデナデしていたら、お顔をグイグイ向けてきて、


頭撫でて!と。


まぁ、なんて珍しいことでしょう!


そして、私の手をペロペロと舐めてくれました。


そして「ありがとう。またね!」と言いました。


レオくんはちゃんとわかっていました。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



レオくんのご家族様は毎回「レオはここにいれて幸せだ」といつも言ってくださいました。


毎週面会に来てくださるので、福島に来てよかったなーと思う自信になりました。


「レオのことがずっと心配だった。もうダメかと思っていたから、本当に助かりました」と。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



地震の時、お父さんは、いわき市にいました。


電車は止まっていましたが、レオくんの事が心配で、自転車で8時間かけてお家に帰りました。


新しいお家が決まって、まだお部屋が片付かないうちに、レオくんのお迎えにいらっしゃいました。


レオくんは、本当に可愛がってもらって、愛されている子です。


家族みんなでどんなお正月を過ごしたのかな。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-レオ



出発の時。


高丸くんのお母さんがお見送りに来てくださいました。


嬉しいけれど、やっぱり寂しいね…と、この後一緒にラーメンを食べに行きました。



レオくん、また逢おうね。


T&Tの卒業第1号レオくん。


楽しい時間を本当にありがとう!

どうも!


僕、マーガスです!!



☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



なんちゃってホワイト犬って呼ばれています。


☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



番犬だったので、ワンワンするのが得意です。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



9年間、ずっとお家の前でワンワンしながら、大好きなお母さんを守ってきたんだ。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



でも、地震があって、原発事故があって、急にお母さんと離れ離れになってしまいました。


寂しくて、怖くって、ガブガブしてしまった時もあったけれど、今はとってもお利口さんにしているよ。


ここに引っ越してきて、8ヶ月振りに、お母さんにも逢えました。


すっごく嬉しかったよ!



その時の様子はこちら↓


http://ameblo.jp/malulani-malama/entry-11077901319.html


http://ameblo.jp/malulani-malama/entry-11077902613.html


http://ameblo.jp/malulani-malama/entry-11079158719.html



☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



このお空には危険な放射能ってやつがいるんだって。


僕がパクパク食べてお母さんを守ってあげられたらいいのに…



☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



僕の大好きなお母さんが新しい首輪をプレゼントしてくれたんだ。


どう?


かっこいいでしょ!!


僕には青が似合うことをお母さんはちゃんと覚えていてくれたんだ!(前も青い首輪でした)


☆キラ*キラ☆LIFE☆-マーガス



大好きなお母さんとはもう一緒には暮らせないけれど、男の子だからメソメソしないで、


前を向いて新しい生活に向かって頑張っています!



お母さん、首輪大切にします!


ありがとう!!

この日はものすごく風の強い日。


リナちゃんは「飛ばされるー!」と大騒ぎ。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



ゴン太はおとなしくしていました。


久しぶりで、ちょっと照れてる!?



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



リナちゃん、ゴン太、ここにいるよ。


リナちゃんは強風が怖くて、キャーキャー言うので、ゴン太は近づこうとせず、今日はカメラマサンさん泣かせ。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



リナちゃん、元気だった?


「ずっと逢えなくて、どうしているかなって思って寂しかったー」と、リナちゃん。


相変わらずかわいいなー。


髪の毛が伸びて、お姉さんっぽくなったね。


あまりのかわいさをお父さんにリナちゃんとのお話をお伝えしたら


「あいつは調子いいんだよ。お父さん、お菓子ちょうだい、大好きだから、とか言うし」と。


そ、そうなのリナちゃん?社交辞令?(笑)



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



後ろで話し込んでいるのは、お散歩のお手伝いをしてくださるシガさんご夫婦と、ゴン太のお家のお嫁さん。


ゴン太のご家族様を紹介したいので!といらしていただいたら、


なんと!シガさんの息子さんと、お嫁さんは保育園の鳩組さんで一緒だったのです!


こんなところで会うなんて!と、お話も弾みます。


10数年ぶりの再会となりました。


そして、今はお互い避難生活。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



家族団らんのひと時。


やっと逢えたね、トトちゃん。(ゴン太のニックネーム)


よかったね!



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



お父さんは8月に伊豆で、おじいちゃんは10月に郡山で再会していますが、その時よりもずっと元気になって、


体重も増えたゴン太くんに会って、びっくりされていました。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



みんな一緒でうれしいね。


福島で活動したかった理由のひとつ、闘病を頑張っているゴン太とご家族様全員がみんな揃って再会すること。


やっと、やっと叶いました!



この様子は、今日発売の光文社「女性自身」でも掲載されています。


ゴン太の今を是非ご覧くださいね。

12月の晴れたある日のことです。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



ゴン太の前に1台の車が止まりました。



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



あ!おじいちゃんだ!!


待ってたよぉー。


☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



おばあちゃんもいる!!



☆キラ*キラ☆LIFE☆-トトロ



お父さんもお母さんも、リナちゃんもいるよ!!


震災後、初めてゴン太の家族が勢ぞろいしました。



*この様子は1月6日発売の光文社「女性自身」にも掲載されています*




続く