ブロックを感じるセンサー について
スパイクにおいて ブロックの位置を確認してから
コースをかえ 打ちぬくことができると決定力が
格段にあがるので そのことについて
現在 そうかな と思っていることを書きます。
ブロックを見てから打つことができると
いわゆる”後だしジャンケン”と同じで
その横を抜いたり ブロックアウトを狙うことが
容易になります。
これを行う前条件として 助走中、ジャンプの踏み込み時に
スパイクのコースを換えることができる
こととなります。
できれば ジャンプをしながら空中で打つコースをかえられるといいでしょう。
これは自分の打つコースにブロックがいると
判断できても その判断後にコースが替えられなければ
そのまま打つしかないからです。
それぞれのフォームで得意なコースの変更があるはずなので
まずは これを確認してください。
A.クロスを打つつもりでターン打ち（ストレート）
B.ストレートを打つつもりでクロス打ち
このどちらかができればOKです。
次に ブロックの見方です。
●目からの情報
1.トスが上がってくる前にブロックの位置を感覚で 感じとっておきます。
だいたい あのあたりにいるな という感覚です。
2.トスが上がってくるの同時に同じ視野のなかにブロックがあります。（悪い時はセッターしか見ていない） アゴはあがらず、上目遣いでボールを見ます。
3.踏み込んで 腕を振り上げるときにブロックの位置が確定したと思っていいです。
4.この振り上げ時にそのブロックのない方向へ 打つ準備をします（体を回すことが必要なら回す）。
5.あとは打つだけ です。
打つ瞬間に ブロッカーが腕を振って そのコースをふさいだときは そのブロッカーのほうが
上手だとあきらめてください。
次に 重要だけれども ほとんどだれも触れていないセンサービームについてです。
自分は 人の体からは触角のようなセンサーが 体外に向かって出ていて
それを積極的にスポーツに使用できると思っています。
目をつぶっていても ひとがとなりにいたら その気配って感じますよね。
その正体は 赤外線なのか オーラなのか またはもっと精神的なものなのか
種類は分かりませんが いわゆる「何かあるな」とはっきりと
わかる感覚です。
これは体調や 調子がよくないと自分も出ないのですが
でると めちゃ打つのが楽だし 面白いように決まるので
すごくハイレベルなことなのかなと思っています。
●目からでるセンサービーム
目からは 視線 といいますが 何らかのビームが出ていると思います。
これは 視覚と同じかと 思ったりもしますが
自分の中では 明らかに別物です。
遠くからブロックを見る時にその位置を特定します。
●体の正面、胸のあたりからでるセンサービーム
心臓のあたりから 真正面にずっとまっすぐでるビームです。
胸の正面からでる感じで 体の前面からなんとなく出ているという
時もあります。
この先に ブロックがあるよというのを
腕を振り上げるタイミングで感じとり 体をブロックのないほうへひねります。
●手のひらからでるセンサービーム
腕を振り上げる時に 手のひらの中心よりちょい下くらいか出るビーム。
これで振り上げながら 前方になにかあるな というのを感じながら
ひょい と体をひねります。
どれかというと これが一番 ブロックよけるのに 必要な感じです。
●頭のおでこあたりから 放物線を描いて斜め４５度くらに出るセンサービーム
このセンサーがあるときは最強で 第三の目をもったみたいに
ブロックが良く見えます。
まるで あたまの３０－４０ｃｍ上に もうひとう目がついた感じになります。
滅多に出ないので 出た時は感動ものです。
ではこれらのセンサーはどうしたらでるのか？ ですが
自分的にいままでで分かっているのは
背骨にゆがみがなく 頭から足まで 神経が繋がった感覚があるとき、です。
そういうときは筋肉に余分なコリがなく、体も切れていて
ほどよい脱力感があり、空中でも簡単に体制をかえられる時です。
ではどうやって その状態を作るか ですが
背骨のプロフェッショナルに見てもらう（単なる整体師ではなく）
体のコリや 故障部分をなくす
くらいなもので なかなか再現性がないのですが
これからも この部分は 課題として研究していきたいと思います。
みなさんも ぜひチャレンジしてみてください。
追記
数年前 全日本の試合で高橋みゆきさんが大活躍された試合の後の
インタビューで 「私でも これほどブロックがよく見える日はめったにない」
とコメントされていたことがありますが 一流プレイヤーでも
見える 見えない はあるんですね。
つよし