2024年7月1日(月)
毎月末に床屋さんへ行く。
昔ながらにご夫婦で営業されているんだけれど、マスターは80過ぎで医者通いも増え、いつも髪を切ってくれるのは奥様。散髪・洗髪・洗顔のあいだ彼女との四方山話が楽しみ。それが気分転換になる。
最近、床下にある水の処理機能が調子悪く何百万かの設備投資を行った。そして物価上昇の波とコロナ禍の中でやむなく散髪料金の引き上げを行った。
私たちからすれば、営業終了は困るので、引き上げもやむを得ない。
6月末の散髪。話は、“世も末だあ!”ということになった。
末世到来である。
後ろ向きの世の中、ごまかしの世の中、隠蔽された世の中、呆れた世の中、前に向かう動きが全く見えない世の中。
最近のニュースの中身はあきれるばかり。末世である。
○障害者グループホーム“恵”による食材費の過大請求、サービス請求のごまかし。
○「科研費、倍増求め署名活動」
国立大学の法人化による国からの科研費減額、教育・研究
を疎んずる政府
東大も授業料引き上げを検討中で、学生たちが問題化して
いる。
停滞期にこそ教育の充実を図り、次の時代に向かわなけれ
ばならないだろう。
○「自衛隊70年、加速する「日米一体」」
防衛費だけは、憲法を無視してでも、増額していくとい
う。
「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使
は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄
する。」
これは明らかに逆行だ!! 前向きではない。
○「「紅麹」新たに76人死亡疑い」
規制とは、安全・安心を保証するために資本の活動を規制
することが多い。それを、新自由主義の名の元にむやみに
緩和していった結果である。健康のために摂取したものが
死を招いたのだ。その上、この結果を隠していた。
○「定年延長「黒川氏のため」 安倍政権の検事長人事」
森友・加計学園問題、桜を見る会、こんな政府の私物化を
押し通すために依怙贔屓をしてくれる者を検事長にして私
利私欲を肥やす。
○「米兵、少女に性的暴行か」
昨年12月24日のこと、16才未満の少女に公園で暴行。県警が3月11日に書類送検。本来身柄の引き渡しを要求し、逮捕後捜査を実施すべきだが、日本側は要求せず。
起訴は3月27日。身柄を日本側に引き渡す。外務省は沖縄県に対して情報の伝達をしていなかった。7月12日那覇地裁で
初公判。
痛ましいこの事件も隠蔽され、沖縄県当局に伝えられ公表されたのは6月末。その間には沖縄県議選があった。もし公表されていたら県議選の結果は異なっていたかも知れない。
○もっともアホらしく国民を馬鹿にしてきたのは、日銀の消費者物価政策である。“2%、2%”と馬鹿の一つ覚えのように繰り返してきたが、すでに数年前に2%は越えており、国民の生活感覚からすれば遙かに高い物価上昇を悩まされている。
日銀にとっては、経済とは国民生活のことではないようだ。
円安は止まるどころか、さらに進んで、1ドル160円を超えてしまった。外国人旅行者だけが嬉々として観光地を闊歩する。
どうもキリがないようです。ここまでで終わります。