12月8日(木)

 

この映画、『ザリガニの鳴くところ』は今朝の9:30が上映最終回でした。

夕べは早く睡眠導入薬を飲んで床につき、夜中はトイレに3度起きたけれど睡眠を繰り返し、7:00には妻の声で起きました。これで良し!!

車で1時間、たどり着いたが、チケット販売機が変わっていて、穴がたくさんありそうで、どこにお金を入れていいのか分からない。何の表示もない。店員が近くにいたので無事チケット購入。これで良し。

 

上映予定の5分前に入る。ところがPRも広告も始まらない。

しばらくしたら入り口に男性が現れ、機械が故障して上映が遅れています、今修理中ですからしばらくお待ちください、とのこと。それが3回あって、4回目には修理を重ねたけれど上映できなくなりました、チケットの返金をいたします、とのこと。返金のほか、「特別ご入場券」1枚をもらってきました。

 

「再上映をしてください」との声は上がったが、上の方で検討してもらいます、との答え。

やむなくそのまま車で帰ってきました。

 

この映画『ザリガニ・・・』はこの題名に引きつけられました。これはきっと面白そうだ。ミステリーのようで、自然の中で暮らす少女が主人公のようだ。ミステリーは特に好きというわけではないが、でもこの題名はいい。

 

子どもの頃、田圃や池や小さな水たまりでザリガニやタニシを捕ったものです。

畦道にはところどころに穴がありその出口に少し違った色の土がもこもこと盛り上がっている。その穴に手を突っ込んでいくと、ザリガニがいる。ハサミに挟まれないようにハサミをつかんでさっと引っ張り出す。あの時代にはザリガニもゆでて食べた。

 

漁師が取ってくるザリガニやシャコは、大きな釜でどっさりゆでて、農家の庭のゴザに干してあった。子どもたちがやってきてゴザの周りに座り込み、そのザリガニやシャコの殻をむいて食べたものだ。誰も叱ることはなかった。それらは肥料として田畑に撒かれるものでした。

 

その後大きくなってから、なんとシャコが寿司種になっているのを知って驚いた。

たしかに美味しいものですが、伊勢湾周辺では肥料になっていたんだ。

 

こんな半世紀以上前の私の経験は、この映画とは全く関係ないのですが、なんとなく面白さを感じさせてくれるのです。

 

でも再上映してくれるかなあ???