14日夜、第4回水橋福祉まちづくり懇談会が開かれました。
東北関東大震災の報道のなかで、地域社会の在り方を問いなおそうとする
この懇談会は、市民が自主的に自分たちの将来を見通しながら、ともに協同
して課題に対処していこうとする試みだと思います。震災の現実は、一層その
必要性を高めているように思います。
今回もまた新しい参加者があり、新しい情報が寄せられました。
その中で、新たに新企画を実施に移された一つの町内会有志メンバーがあり
ますので報告しておきます。
K町有志が3月5日に始めた「ふれあいサークル」を紹介します。
「健康・長寿ふれあいサークル」申し合わせ事項
第1条(名称と活動拠点)この会は≪K町「健康・長寿ふれあいサークル」
(仮称)≫と称し、その活動拠点を町内の公民館に置きます。
第2条(構成と資格)この会は原則としてK町に在住し、次の要件を満たした者で
構成します。
1.第3条に掲げる本会結成の理念と目的に賛同すると共に、年齢は原則
として65歳以上の者とします。
2.この会に入会を希望する場合は、所定の手続きを必要とします。
3.この会を運用するためにその都度、若干の経費の負担をお願いします。
4.但し、、とくに事情がある場合は、第2号・3号を省略することがあります。
第3条(主な活動)K町も開町以来40年近く経ち、65歳以上の高齢者は、
全住民の35%を超える現状にあります。時代の変化と共に核家族化も進み
日頃の近所付合いや地域との繋がりも希薄になりつつあります。また、高齢化
に伴う健康障害や、一人暮らしの高齢者・老夫婦の家庭では孤立しがちとなり、
日常生活に心の援護を求めることも増えつつあります。今こそ、「隣は何をする
人ぞ」ではなく、「人と人との結びつきや支え合い」を大切にして、達者で末永く
安心して暮らせる町づくりが求められています。「癒しと絆」の毎日を過ごし、
「住んでいて良かったなあ・・・」と思える町内を目指したい。このことが理念で
あり目的です。
第4条(主な活動)前条の目的を達成するために、この会は次の活動を行い
ます。
1.一人暮らしの高齢者、老夫婦または健康障害を持つ高齢者を対象に
した力強い「支え合い」のネットワークづくり。
2.定期的に公民館に気楽に集まり、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、
元気の出る話を聞いたりして楽しい時間を過ごし、いろいろな行事を
行います。
3.虚弱な方や家に閉じこもりがちな要援護者の会員には、電話や定期的
訪問等を通じての「声かけ運動」を充実します。
4.生活習慣病や認知症予防等に関する話を聞いたりします。
5.食生活改善推進委員(食改)の指導と協力をあおぎ、健康長寿の
ための食事を摂る習慣づくりを推進します。
6.足腰の弱体化を予防するためにウオーキングの励行や、指あそび等
で反射神経を促進したり軽微な運動などを行います。
7.手芸等の趣味を教え合い、習ったりして楽しい時間を過ごします。
8.その他、会員発案の活動を行います。
第5条(会務運営と役員)この会は、地域包括支援センター、市関係機関の
指導と支援を受け、且つ町内会、K会(長寿会)および民生児童委員等の
協力を得ながら運営していきます。
会員の互選で役員を選出し会務を運営します。
------ 以下略 ------
健康・長寿ふれあいサークルは、4月から毎週火曜日の午前中を活動日として、
開始されるということでした。
すでに60名が参加登録しています。
住民が自主的に、よりよい高齢期の過ごし方を求めて、自治組織を作って実現
していこうとしています。近所付き合いをもう一度作り直し、協同への歩みを取
ろうとしています。
この夜、他の町内からは、お宮さんに関わる行事である春秋の祭りなどを交流
の機会としているところや、かっては運動会やソフトボール大会を行っていた
けれど最近はできなくなってしまった、というところもありました。
この懇談会を契機に、参加者がそれぞれの実情を直視し、10年後どうなる
だろうかと考えて、新たな一歩が始まることを願います。それが災害対策にも
つながるものだと思います。