ご覧になっている方には薄めに映っていると思う。しかも頬のあたりの赤は濃いと感じられるはずである。実物はもっときちんとしている。
以下、自戒を兼ねて書きます。
①たった1枚の写真、しかもかなり拡大して見たので実物との相違があると思われる。写真は自分で複数枚撮ること(または撮ってもらう)。むろん直に見た方がいいのは当然。
②高齢者に記念として贈る場合、実物より若く描くこと。そういう意味ではこの絵は悪くはない。自分でいうのもおかしいが往年の美しさを感じさせる。実際に美人だったはずである。
③カラーでもモノクロでも見ること。モノクロによって立体感、凹凸が分かりやすく反映される。
④A4よりはB4の紙に描いたほうがいい。つまり大きめに描く。
⑤何より必要なのは負けん気と工夫、観察。そして勇気。
⑥プリンターのコマンドに注意する。大概は「現在のページ」か「部分」を刷るだけでいい。
約半年ぶりに描いたが、下手になったのでも上手くなったのでもない。これからオーダーが増えそうだが、集中力と同時に気分転換を図りながら画業を続けて行こうと思う。
[(上を書いた翌日です)追記します]一晩経って眺めれば凡作です。
いい絵・ダメな絵は紙一重です。機会があったら描き直してみたいとは思いますが、じつは上記は父と同じデイサービスに行っていらっしゃる方で名前も存じません。この方にプレゼントしたりすると不公平が生じますから"誰かのために"描いたものではありません。が、"誰かのために"がプラスアルファを生んで、いい絵に変わる可能性は高いのです。これからもがんばってみます。