ある日、一（はじめ）さんと八重さんがリビングで寛いでいた時、何かおならの匂いがすると八重さんが一（はじめ）さんに聞いて、一（はじめ）さんがしてないよ。おまえじゃないのかとお互いを疑い始めた。実は昨日からおなかの調子の悪かった私がおならをしたのだ。そんなことを話せる私ではないので黙っていると、２人は私を疑い始めた。本当はここで｢私が犯人です。｣と言いたいところだが、ワンと吠えたが私が張本人であると２人は気づいたらしい。私は心の中で｢ゴメンナサイ｣と呟いた。八重さんは散歩の時、私が偶におならをすることを知っている。八重さんが一（はじめ）さんに前に話していたのを聞いたことがある。一（はじめ）さんは聞いたことがないと話していたが、外ならおならの匂いも分からないが、家の中だと風もないので気づかれてしまったのか。２人は私を見て微笑んでいた。私が犯人であることを確信したのだろう。しばらくすると、一（はじめ）さんと八重さんがお互いの顔を見合って微笑んでいる。私はこんな時間がいつまでも続くことを願っている。っちょっとしてことで笑顔になることが今の私の願いでもある。時には喧嘩する一（はじめ）さんと八重さんだが、いつまでも仲慎ましい２人でいて貰いたい。散歩も２人と一緒の方が私は楽しい、仲の良い２人を見ているのが好きである。いつも可愛いと言ってくれる２人が大好き。