K代さんは、76歳の元気な女性。
今は、骨折後のためお休みしていますが、週4回練習をし、
グランドゴルフで全国大会を目指す、スポーツ・ウーマンです。
10年ほど前、椎間板ヘルニアと言われましたが、自分で調べてマッケンジー腰痛体操をし、
砂浜を歩く訓練をして、痛みをなくすことに成功しました。
その後、また、2019年には、坐骨神経痛となり、それ以来痛み止めの薬を飲んでいます。
また、2021年には、転んで右ヒザの皿を割って、現在、ワイヤーが入っています。
その後、階段を踏み外し、橈骨遠位端骨折(右手首)をしました。
10年以上前には、左足首と左手首を骨折しているので、
四肢に負傷をしたことがあるけれど、パワーがあり、元気です。
しかし、最近、よくつまづくようになったので、来院。
歩行チェック すると
①つま先から着地する
全身チェック すると
②左腕が痛い
③左首に張りがある
④右手首が動きにくい
⑤左肩が痛い
⑥左骨盤(仙腸関節)が機能していない
整復・局所冷却
〇左首の張りがなくなりました
〇右手首が動くようになりました
〇全身が軽くなりました
歩行指導・自己整復体操を指導し、
整復した骨盤が安定するよう、テープを貼りました。
局所冷却療法は、初めてで不安があったけれど、
「気持ち良かった」そうです。
何度も転んでいるので、身体が怖がり、かばい動作が癖になり、
骨盤が動かし方を忘れ、機能していませんでした。
定期的に、正しいフォームで歩き、
骨盤を機能させ、
転ばないようになってください。
夜間、寝ている時に、
「左足がピクピク」
してしまうのは、
ご本人は、脳の障害を心配されていましたが、
骨盤を機能させてください。
これから、ウォーキングで身体を整え、
グランドゴルフ全国大会を目指してください。
応援しています。
(N)

