Iさんは、68歳の男性。
空手の大会で負傷した時、
試合会場に大会医として詰めていた院長に整復されたのを
縁に、千葉市から当院へ。
先日、歩いていて右足首をひねってしまい、腫れて痛いので、びっこをひきながら、来院。
全身チェックで。
①骨膜剥離の可能性がある
②上半身が右に回りづらい(右足をかばう動作になっている)
③右足親指が上がらない(骨盤に影響が元々ある)
④左膝が高い(左膝を外側に捻じっている)(全身が左に傾いている)
⑤右足のかばい動作で、右首にクセができている
ことが、わかりました。
そこで、
整復、
局所冷却。
すると、
右足を動かしても、痛くならなくなりました。
しかし、右足甲に張りを感じました。
再度 整復
右足甲の張りも消えました。
びっこをひかずに歩けるようになりました。
Iさんのように、身体を空手で鍛えていても、
コロナ下では、運動不足になるのでしょうか。
歩いていて、足をひねってしまうのも、足首が硬くなってしまっているからです。
けが防止のためには、スポーツの前後に
正しい歩行をしていただきたいです。
(N)
