K君は、高校までバスケットボール部で活躍していましたが、

大学2年生の今は、地元に帰った時に仲間とバスケをする、バスケットマン。

 

部活から離れて、2年ほど。

身体を鍛えたいと、自己流でトレーニングをはじめ、

「ベンチプレスの時、左肩に痛みが走った。それが、治らない」

と、来院。

 

全身チェックで、

①左肩関節に傷がある。

②足指に力の入る前重心。

③左に偏ったバランス。

④左肩が上がっている。

⑤身体を捻る・アゴを出す動作がある。

⑥首を傷めている。

⑦全体のバランスが悪い。

ことが、判明しました。

 

ので、

整復し、

アイシングして、

テーピング

しました。

 

そこで、左肩の痛みはほとんど、取れました。

 

ご本人に説明。

バスケのセオリーどおり、足指に力を入れ前重心のスタンスが、バスケ以外の生活時にも残っており、

ご本人のクセ:左に偏ったバランス。で、全体にバランスが悪い。

(※人間の身体に正しい重心の位置はうしろ重心です。)

全身バランスが悪いまま、体幹をひねったり、あごを出して、ウエイトトレーニングしたため、

負荷が左関節にかかりすぎ、左肩を傷めました。

 

今は、整復でバランスのとれた身体になっていますが、

ご本人の身体の使い方を直さなければ、また、左肩に痛みが出るでしょう。

今後、身体のバランスを整え、どんな動きをしても傷めない身体を作ってください。

その方法は、「正しいウォーキング」です。

 

ウエイトトレーニングをする時は、

しっかりした指導者についてもらうか、

鏡を見ながら自分のクセが出ない様に注意して、行ってください。

 

長く、好きなスポーツをするためには、

日ごろからの正しいウォーキングです。

 

(N)