災害→落下→虚像
予想に反してそれは突然やってくる
平穏な日常の静寂な闇の時間にやってくる
これはどうにも防ぎようのない事で
ただそれが過ぎるのを待つしかないのである
これは正に自然災害
突発的に起こるから身構える時間などないのだ
衝動的な話があると夜中に電話がなった
それがどれくらいのものか興味本位で受話器をとる
話の内容を聞いて落胆 河原に石が転がっているくらいのもの
発信者の責任か、それとも受信者の責任かはなんとも言い難い
但し気を付けなければいけないのはここなのだ
そんな地雷を見事に踏む、違った意味で才能なのか
それが自分である いやそんな才能いらないね
それはいいとして、その爆破スイッチに手をかけてしまう
悪気もなくごくごく自然に
そうやって出口の見つからない穴に落ちる落ちる
ねぇねぇ聞こえる 深い闇の奥から聞こえる覚えのある声
またあなたに会いに来てしまいました
いつも二度と来ないと思うのに
足が勝手に向いてしまうのです
意思を無視して勝手に歩いてしまうのです
でもあなたに会うと欠落した何かが埋まっていく感覚に陥るんです
あなたといるこの瞬間だけ
欲が人を創り出すとしたら、ここにいるともう人ではないのでしょうか
あなたの存在と私の欲は同義のものだから
記憶の断片が作り上げた虚像
お会いできて光栄でした
さようなら、また今度
君の外側
もしもたった一つなにかを望むとしたらあなたはなにを望む?
その時その瞬間の想いが反映されると思うんだ
誰かの為に生きたあの頃が
今は自分の為にあったり
それでも誰かの為に生きたいと思ってたりするんだ
ここがすべての答えなら僕は一生をここで生きよう
でもそうじゃないって心が抑制するから
まだ迷いの中で佇んでる
マグカップをふたつ買うように
何かを期待してるのかもしれないね
すこしずついらないものが無くなってくるけど
それでも捨てられないものがあるのはここにいるからかな?
煙草の煙が消えていく瞬間に感じる刹那を
朝焼けのさみしさを
未だに拭えないんだろうか
頭が考えるその先を求めている
いらないものが絡み合って
本当に大事な何かが苦しんでいる
誰かが言った
アメニモマケズカゼニモマケズ。。。
そんなものに僕はなりたいと思う
何が必要なのかはわかってる
ここじゃないんでしょう?
まだ少し
もう少し
僕はここにいなくちゃね!
ねぇそうだろマイフレンズ!
君の寝顔を見て僕はそう思った
明日も進もう
ぼくらは未来の担い手だから
ミルクティー
君の事が少しずつ思い出せなくなって、記憶を忘れてしまいそうで怖い
だから僕はこうやって形に残そうと思う
思い出したことや、思っていたことを鮮明にここに綴る
この街には思い出が多すぎて
どこにいてもたくさんの欠片が散らばっている
だからこの街を出たのかもしれない
でもやっぱりこの街が好きで戻ってきたいと思う
その度にその軌跡を辿ってしまうのはいけないことだろうか?
信じることを疑わずに、か弱くも2人で前を見て歩いたこの小道
今も変わらずに息してた
誰も通らない道を2人で手を繋いで歩いた
まるでこれからの未来を2人で切り開くように
どんな困難な事でもこの手があれば乗り越えていける自信があったよ
でもその手はもうここにはない
もう二度と繋ぐことはない
冬が嫌いで家を出ることのなかった僕が
君に会いたくて
ただ会いたいだけで
手袋もしないで自転車を走らせた
悴む指も白い息も
君の顔見たくて、君の声聞きたくて
後先考えずに家を飛び出していた
どれだけ離れていても、どれだけ時間がかかっても
大変だとは思わなかった
君がそこで笑ってくれる
その笑顔で僕の心は満たされた
君とこの道を歩いて
冷えた体を寄せ合って
必ずあの自動販売機でミルクティーを買った
冷えた顔にミルクティーを当てて
ちょっとはにかむ君が好きだった
毎日この道を手を繋いで歩いて
僕らは何を話していたのだろう
僕は思い出せない
あんなに一緒に居たのに
あんなに笑いあったのに
あんなに喧嘩して
あんなに許しあって
あんなに傷つけあって
あんなに愛し合ったのに
僕は君との会話を思い出すことが出来ない
僕は一人でこの道を何度歩いただろう
君との思い出に浸るために
何度この行動を繰り返しただろう
それでも思い出せない言葉がたくさんありすぎる
あの日君は家に帰りたくないと泣き出した
君の心の闇を僕は知らなかった
いつでもみんなを笑顔にさせる明るさの裏に
誰にも言えない苦しみを抱えていたんだ
情けなかった
こんなに一緒に居るのにそんな事も知らなかったんだ
公衆電話で家に電話して君の親に説明して
僕は公園で君の心の闇を覗いたんだ
それは深くて暗くて、どうしようもない痛みだった
それを君はひとりで抱えていた
ずっと誰にも話せずに泣いていた
それでも君は笑っていた
僕は君の弱さと強さを同時に見た
これからは僕がその痛みを分かち合おう
その痛みが半分になることはないかもしれない
ならば同じだけ傷つこう 君が感じる痛みは僕も感じる
ひとりじゃない
君には僕がついているから
君が死にたいと思うなら一緒に死のう
今思えば普通じゃないけど、その時は本気で思ってた
時間がどれだけあっても足りなくて
一緒に居れば居るほどにその想いは強くなっていく
ついさっきまで一緒に居たのに
すぐに君の声を聞きたくなる
話すことがなくたって
君の声を聞いていたかったんだ
とても不謹慎な事だが
僕は完成されたものより不完全なものに美しさを感じていた
完全なんてないと思っていたし、そんなものは見たことなかった
その時は本当に思っていた
君は心に傷を持っていた
それは僕から見た勝手な見解だ
君はそんな風には思っていなかったかもしれない
でも僕はそんな君を見て美しいと思っていた
どうしようもなく埋められない心の隙間を美しいと思っていた
その重さがどれだけのものなのかも知りもしないで
僕はその意味を一番大切なもの失って知ることになる
それは誰よりも美しくて、誰よりも愛した
『君』という存在だった
皮肉なもので一番失いたくなくて一番愛したものが
この手からなくならないと分からなかったんだ
心にどうしようもない痛みを持つことは
誰かが勝手に思っていた美しさなんて簡単なものじゃない
それを越えて笑っていられる事は
とても強いことだと知った
僕が “美しい” とい感じたのは君の “強さ” だった
僕は今日もあの道をミルクティーを持って一人で歩いた
ねぇ君は二人で飲んだミルクティー少しでも覚えてるかな?