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手紙

忘れたころに来るあなたのメールに心は落ち着きを取り戻す

互いの疲れた心を癒すように心の会話をする


でも僕らは現実に戻った時に

その言葉の力だけでは生きていけないことを知ってる


本当はそれだけで強くなれる自分でありたい


でもそれだけは足りないと思った


僕は言った


2人を始めないかと

でも正直今の時点ではどうする事もできないことはわかってた

そしてあなたが時間が必要だということもわかってた


僕たちは臆病で

2人の距離が交わった時を一度見逃している


それは傷つける事わかっていたし

傷つけることで自分が傷つくこともわかってたから


今はどうかな?


お互いに整理しなくてはならないものが必ずある

それが出来るのはいつだろう


約束の日が来るまでそれはできないような気もするんだ


内心ほっとして、でもちょっと残念



解放した欲望をぶつけてしまってごめんね


焦らずに歩こう


でも2人を始めなきゃね!

それだけはちゃんとしなきゃ!


僕は待っています

混乱中

何かに絶望してた

日常がどうしようもないくらいに

くだらなく感じていた


そんな事を云いつつも

僕の中にはまだ涙を流すだけの

小さな優しさや哀しさは存在していた


それでも自分は孤独だと感じていた


次第に人と話すことが億劫になり

一人の時間が増える


向き合うのは自分だけで

笑い方忘れた


そんなどうしようもない僕の心を

拾い上げてくれたのが君


太陽のように眩しくて

月のように美しくて

眩し過ぎて見ることが出来なかった


僕はそう思っていた



でも君が言った言葉が世界を変えた

どれだけ懸命に生きていたとしても

手に入れられないものが

実は僕の横を通り過ぎていたんだ


僕はそんな事にも気付かずに

目の前の無関心なものに対応するのが

精一杯だった


変わらない街で

僕は君を待った


突然降り出した雨は

君と僕を近づけた


僕ら一緒に歩いたよね


あの2人で撮った写真どこいったかな


変化を求めぬ街で、過ぎる時間は愛しくて

またここに来たいと思った

本当だよ


僕が見た未来と

君が見た未来が

いつから違ったのかな?


逆さまの世界を見て、転がったガラス玉

傷ついて白くなってうつらなくなった


砕け散った欠片

むき出しになった断面

もう二度とは戻らないんだね


熱い夏の日に

恥ずかしいくらいのスタンバイをして

君の手を繋ぎ

ドラマのワンシーンを作り上げる


たった二人だけの世界


うちあがった花火が僕らを彩る


永遠に

ずっとずっと

僕らの愛は続くんだと


例えば世間で言われるジンクスが

僕らにとっては全くの皆無で

それがどんな力をもってしても

引き離すことは出来なかった


なのにどうして

皮肉にも僕らの最後はジンクスの上


くだらない


やっぱり思い出せないことが多すぎるね


君の嫌いなものを増やして

僕はどんどん醜い姿を作り上げていく


そしてそれは行き場のない迷路へと僕を誘う


どこもかしこも行き止まり

声はするのに会えない


いつか経験したような

そんな気がする


もう記憶の順番もばらばらすぎて

整理することもできないよ


いつか思った記憶の整理

あまりにもほっておき過ぎて

埃だらけになってた


染みついた臭いは取れなくて

あれだけ大事にしていた本も変色している


開くこともできない歴史の本が

小さく鼓動し続けている


もう何が書きたいのかわからなくなってしまった

椿

いつか通ったその道をふと思い出させる

誰かの話なのに

まるで自分のことのように…



涙で毎日は溢れた

なくなったものに執着などするつもりはないのに

この目が映しだすのは、2人の思い出ばかり


進んでるようで止まっていた


笑顔をくれた人


そしてあなたの笑顔で幸せになった


二人だけの約束を

僕は忘れてしまった


それはきっと些細なこと

でも僕はそれさえ覚えていないんだ


運命だと彼女は言った

僕はそれを信じた

この先もずっとあなたといたいと思った


でも僕はその想いを壊してしまった


運命なら出会えると誰かが言った


それを待つにはあまりに時間が過ぎてしまったんだ


さよならを言った

失ったものの重さに気付かなかった

あいた心の穴はすべてを飲み込むほど深くて

光の届かない場所を彷徨った


忘れようとすればするほど

心が苦しくなって

思い出すと動けなくて


終わったんだと納得しようとしても

ついてこない心があった


それは今でも変わらずここにあるから

僕はここに綴ってしまう


いつだってここにあったよ


どう変わろうと

僕は探し続けている



椿の花言葉のように

美しく咲きたいんだ