訪問看護師そのちゃんの珍道中 -6ページ目

訪問看護師そのちゃんの珍道中

新人在宅看護専門看護師の役割開発への道のり

表記のテーマについて、最前線で地域の方々に看護を提供し活躍している方の授業を受けました。

地域包括ケアシステムは、「本人・家族の選択と心構え」を土台に、「すまいとすまい方」、各サービス、予防があるという考え方。



つまり、「本人・家族の選択と心構え」を支援するには、自己決定に対する支援が必要であり、そのためには、わかりやすい情報の提示の仕方が有効であるという。たとえば、サービス利用による効果の成功体験の蓄積と伝達がその例。これは、サービス提供者が伝える場合と介護者や家族が経験して伝える場合とある。地域包括ケアシステムの土台を頑丈にするために、各々、自分で考える人をつくっていくことが、私たち、看護師をはじめとする専門職の役割であると学んだ。



また、無料で気軽に立ち寄って何でも相談できる保健室開設の経緯、具体的な内容、2事例のプレゼンテーションがあった。ひとつめは、数年間、入院していた難病患者の退院支援の具体的な支援の展開事例、ふたつめは、インスリンの自己注射ができない、歩行可能な認知症患者の在宅療養を支援する事例。いずれにしても、医療も含んだ相談支援の場が、様々な部署とつながり、連携をとりながら成功した事例だった。

看護を提供する場や方法について、今ある枠にとらわれずに考えていい、その可能性があるという、ひとつの活動の例を教授していただいた。



質の高いエンドオブライフケアについての話しのなかで、特に印象に残っているメッセージは、重装備にならないように支援していくことは、予防になるという考え方。

重装備というのは、様々な医療処置を伴う状態のこと。

在宅看護CNSの講義のなかで言っていた、おおかみに育てられた子供の話しとリンクしますね。

私たち、看護師は、見慣れすぎて、当たり前すぎて、いろんな医療処置を伴っている患者をどうにかしようと思わない傾向にあります。

そうではない、ということです。










私が所属しているステーションのスタッフの方々に、授業の内容を簡易的に伝えるためです。
何かヒントになるものがあれば応用していただきたいですし、私個人を知っているスタッフの方々は、もっと詳しく知りたい場合、私に聞いてください。そのきっかけづくりでもあります。

また、たいへん恵まれていることに、私は勤務という扱いで授業に行っています。
交通費や授業料も職場で対応していただけるよう、上司の方々が苦心して研修という形で道を切り拓いてくださいました。

私は、困難な現象を前に見て見ぬ振りをしたり、考えることをやめたり、怖気付いたりせず、力を尽くしていこうと思います。ステーションのスタッフのみんなとなら、乗り越えていけそうな気がしてます。

私の力の源は、地域や現場をよりよくしていこう、訪問看護の未来のために何ができるだろうと考える、私の周りの人達の純粋で曇りのない心です。勇気づけられます。






表記のテーマについて、在宅CNSの授業を受けました。
進化医学の理論や解剖整理を基にした斬新な内容で、それは明日からでもすぐに実践に活かすことのできる内容でした。

たくさんのトピックの中で特に印象に残っていることを挙げます。

1.オオカミに育てられたカマラとアマラの話しを通して、環境によって人は変わってしまうこと、私たち看護師が見慣れていることであってもそれは環境に慣れたからであって、医療者以外の人にとって異様な光景や受け入れ難い状況があることを再認識しなければならないと思いました。つまり、医療者ではない人の感覚を意識しなければと思いました。


2.癌の人への症状コントロールについての考え方で一番大切なのは、解剖生理からのアプローチ。例えば、一番印象に残っているのは、横隔膜の重要性。
必ず横隔膜のアセスメントをするそうです。そして、肋間筋のマッサージをして、肋間筋が広がる力をみること。
何れにしても、本人の力を引き出すのが看護であるという主張。

3.本人の力を引き出すために、例えば、立てる足にするために、ステーションの看護師みんなが筆と紙を持ってまずはじめに足裏のアセスメントをフットプリントを作成してみるのだそうです。

4.自分は偏った人間であることを自覚し、自分を知ることが必要ということ。

5.「暮らす」を看護で支えるという考え方