【中古車業界の闇】不調のMercedesを購入した。   #2 | Repair Studio FUKURO- オフィシャル

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前回に続くお話しであります。

 

『不調のMercedesを購入した。』

 

YouTubeにより動画による”営業”が常識となり文面や画像から判断し、理解できないことは自分で調べる。そんな時代はもう終わった。

 

今日はオーナーとS124を所有しての4度目の納車の日です。(2024・7・6)(3度は修理です)

 

以前オーナーに「なぜこの車を選んだんですか?」と質問したところ、YouTubeやネットで”ものすごく良い!”と言っていたので乗りたくなったと。(私も責任が大きい)

 

実はそんな新オーナーは多い。先日も124を2台同時購入した方がいた。

それほどまでにこの車の評価は高い。

 

ただ、”おしゃれ”度はこれ以前のMercedesに軍配は上がるが、実用性は圧倒的に124です。その流行に乗って販売する中古車販売店は後をたたない。整備工場もよく解らずとも過去に一度二度の経験からで仕事を獲得する工場もある。その最たる姿が現在のディーラーだと私は思っている。この話はまた後日おはしすることにします。

 

銀色はFUKURO-号

 

車の状態を確認するために”試乗”は必須です。それも近場をクルッとではなく、一般道、高速道路、休憩、一般道の50キロは試乗しないと、”問題”は現れません。

 

いつも、時間帯を気にかけずの試乗もこの時は休日の夕方遅くから夜に限定しました。

 

それは万が一試乗中に停車できないトラブルに見舞われた時のことを考えたからです。

以前、私は走行中のエンストを経験したことがある。車が止まらない事の恐ろしさを知っている。その時も夜中の試乗で走行車がなく難を免れた。

 

(※走行中にエンストをするとブレーキは人力(足の力のみ)になる。1,7tの車を足の力で停車まで操作すことを想像してほしい。もちろんATのシフトダウンも操作できない。足とパーキングブレーキのみ。この経験は危機回避能力が上がる。笑)

 

だから夜間なのです。それも街から山がわへの試乗。

 

 

夕方はライトも車幅等。日が暮れ前照灯を点灯する時に始まりました。

”点灯”しない。ライトスイッチを引くとフォグランプが点灯する仕組みのスイッチ。

迷わずライトスイッチを引くとスイッチが取れました。

 

確かにオーナーはライトが調子が悪いとは言っていたが、、、。

 

因み車検取得後の納車が販売時の条件。この時、車検取得後2ヶ月にも経過していない。

ライトの点灯は車検の必須項目。そうです、、◯□車検ということでしょう。

 

私はなんとかライトスイッチをつまみで引フォグのみで工房まで帰宅。

 

当時納車時にライトが点灯せず、即中古車販売店に戻りその場でスイッチを交換していただいたようだ。しかし交換は隣の同車種の販売車両からスイッチを取外し取付たようだ。

別の販売車両のスイッチもダメということになる。

 

翌日ライトスイッチを取外す。配線を確認するまでもなく状態は理解できていました。

マラカスを演奏するように取外したスイッチを縦に振る。”カラカラシャシャ”と砂のような音。

内部が既に破断して粉々状態。

 

ストックしていた新品のスイッチに交換する。

 

闇は深いと確信。販売店の過去の実績を調べ始めました。

 

続きはまた後日。

 

 

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