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東京は寒かったり暑かったりの夏。

最近音楽をじっくり聴けてない、本を読んでない、ましてや映画も観ていない。

月末と月初めは忙しい、忙しいから時間もないんだけど、本質は仕事で一日の集中力を全部使ってしまう感じ。
だから他のことが何もできないでいる。

今日と一昨日の休日に服を売った、ぼくはたまに服を古着屋に売る。20代の頃からずっと繰り返している。
あまり買ってないつもりでいたけど引っ越して一年半経って少しずつ増えてしまった。
要らないから売るのではなく、増えたから減らす、本当に必要なものはよく目を凝らすとそんなに多くはない。

自分の居場所が決まって、色々大切なものが増えて豊かになると、幸せな気分になる一方で不安にもなる。
居心地の良い所にあぐらをかいて、どこにも行けない気がしてしまう。

本質はそんな感じだと思う。


今日服を売ったあとCCCでパスタしたら友達に会った、仕事が落ち着いて少しずつ時間が出来てきたから、そろそろ約束してたCDを作ろうと思う。

9月になったけど、東京はまた少し暑くなって、夏がもう一回くると思う。
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お盆ぼんBON、実家におります。

毎年一回の帰省、特に用はないけれど親の顔を見る、ジブンの育ったルーツをたまにはみる、てな具合。

20代の頃は盛岡に、東北にずっと住んでたから
あまり帰省することに楽しみもクソもなく、ただただめんどくさいなあ…って思ってた。

30代、東京へ出て毎日忙しく仕事や時間に追われるコンクリートの中では、
実家の、田舎の、ただその空気を吸って景色を眺めるだけでも貴重な時間になってきている。

この空しかない田舎でぼくは中2の時にCDラジカセを買ってもらい
深夜にこっそりラジオを聞いてた、ぼくが東京と繋がる唯一の手段。

やることがないから今日は一日中車でドライブした。
FMからみんなの心を掴まえる良い感じの曲が流れてくる。
でもぼくは中2の深夜、いろんな音楽があることを知る。
ミュージックステーションに出てこない音楽、デパートの新星堂に売ってない音楽、たくさん知りたくなって、ぼくはもう田舎に住んでいない、のかもしれない。

明日は盛岡へ、仙台へ、ちょっとだけ過去を振り返ってみようと思う。

写真は昨日撮った夕暮れの空。
広くて綺麗で優しかった。


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昨夜のことを。

下北沢でライブ観た。

前のほうで観て踊った。
いつも基本一人でライブハウス行って、観て、それでも楽しかったけど
昨日は友達も居て近くで踊ったら、いつもより楽しかった、
いや、むちゃくちゃ楽しかった。


長い間一緒に居ても分かり合えない人もいるけど、
大好きなものが似てると時間とか関係なくて、まだそんなに話してなくても通じ合えるし不思議。
きっと見てる風景が似ている?のかな。

東京は仕事ばかりでさみしいけど
たまに素敵な街だ。

MASCOT.にて
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仕事、仕事、仕事、な日々。

夏になった。土日に出勤するときなんかは土日休みの人が夏の格好で夏を満喫するんだろうなあ、って感じの雰囲気や笑顔がまぶしい。

SNSで見るフェスの写真もまぶしい。

この時期は東京のコンクリートに囲まれてることに少しばかりストレスを感じる。外へ、旅へ、自由になりたい。

昔ヒッピーに憧れた。
愛と平和、旅と自由。20代の中盤、それっぽい格好もして。
でも自由なんてないことに気付く。
地球に優しい生活を目指してるのに部屋でクーラーをつけてる。
バックパックひとつでは生きて行けない。

行きたいライブに行って、行きたい場所へ旅行へ行く、一泊二日とか。
それでいいじゃないか。
夢じゃ食べれない、仕事をして、ご飯を食べないと。

とりあえず、一生懸命働こうと思う。


この前、仕事終わり焼肉屋へ向かう途中、ビルの隙間から見えた花火。
街で見た夏。
好きな人と見れてよかった。

写真、へたくそだな。
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今週は飛び石連休
仕事、休み、仕事、休み、って具合に。
こういうときはいつも調子が上がらない。

最近の休みはもっぱらレコード屋。洋服はあまり買ってない、なんか満たされないのだ。

一人で居ると良くない、自由すぎてダメな自分が顔を出す。一日中眠って、楽しくもなんともない、逆に疲れたりする。

今日はマッサージに行った。
今年に入ってから月に一回行ってる。

明日は仕事終わりに焼肉に行く。
これも楽しみ。もちろん一人じゃないよ。

土日の仕事終わりはMASCOT.に行くことも多くなって店員さんともお話できるようになってきた。

大好きな音楽と、誰かに会ってる時間が大切である。
洋服はいらない。

梅雨が明けて、真っ赤な太陽が笑ってる。
気がついたら夏になってた。
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祝日休み。

ちょうど夏の入り口、昨晩は前野健太のライブを観た。

いつだって「今日」を観せてくれる、過去の曲も今日に生きてて、季節によって顔を出して、その夜に会ってるみたいに。
だから懐かしい曲、なんてなくて今日の空気を吸い込んで呼吸する今日だけの曲になってしまう。
あぁ、また行きたいなあ。

今日は姉の家に行ってベッド動かすのを手伝った。

最寄り駅に降りたとき、
もう一年以上会ってないなあと思った。
同じ東京に住んでるのに会ってない。

同じ田舎から上京してる友達には二年以上会ってないなあとか思い出す。

たまには古い友達にも会おうかなあ、今の話をしたい。



そういえば最近好きな音楽を通じて友達が出来た。
どんな人かというと「音楽をおいしそうに聴く人」かな笑。
たくさんお話したい。

暑い暑い、どうしようもなく暑い夏がもうすぐやってくる。
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すべてが変わった。

っていうと大袈裟だけど本当に変わったと思う。

引っ越して職場までは少し遠くなったけど
自宅から渋谷、下北沢、新宿、吉祥寺にすぐに行けるようになった。

ライブにたくさん行った。
ある月は休みの日全部ライブに行く予定で埋まった。

前はだるいと立川で一日中うなだれてたのに、行きたい所がたくさん周りにあって迷路みたいな下北沢で迷うこともなくなった。

実は彼女もできた。
でも相手はだんだん好きじゃなくなったみたいで、電話もメールも遠くなっていった。
会ったとき、もう楽しくなさそうにしてて好きなのに嫌いになった。
急に色々苦しくなって、ぼくは生まれて初めて自分からお別れした。

大晦日に一人、新宿で前野さんのライブを観た。

それで救われた。

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東京3年目、上京したとき訳もなく「3年間はどんなに辛くても頑張る」と決めていたから
とりあえずは目標達成してるな、って思った、住んでるマンションの更新料を払ったときに高円寺の不動産屋で思った。


東京の生活に慣れて、普通に生活してた。

住んでた立川はわりと何でもあって便利だったから何の疑いもなくずっと住んでたけど、立川八王子間を仕事で往復する毎日に、印刷みたいな変化のない毎日に、だんだんつまらなくなっていった。

好きな人が出来てもいつも少し手前で終わってしまうし、そういえば東京に来てから友達が一人も居ない。知り合い以上友達未満みたいな人はたくさんいるけど。

でもそれでも東京には居たいと思った。

夏に実家の青森に帰省したとき、父親に「いつ戻ってくるんだ?」って聞かれたけど「戻らない」って応えた。

引っ越そうと思った。
立川の街に4年住んで、住み慣れて、愛着も出てきたけど、なんか虚しくなった。
なんでも揃う街に一人で居ると妙に寂しくなって耐えられなくなった。

ジブンの居場所なんか決めないほうがいいなと思って、次に住む街は何もない街にしようと、下北沢の近くにしようと、東京へ来て4度目の冬に決めた。

引っ越す前、要らないものを全部捨てた。
捨てたらフッと急に体が軽くなって
冬の冷たい空気が妙に気持ち良く感じた。


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東京2年目、実はこの頃の事、よく憶えていない。
2010年だけは手帳も使ってなくて、どんな毎日だったかをよく思い出せない。

印象に残ってることは前年まで居たスタッフやドクターのほとんどが春までに辞めてしまって、院長とぼく以外の人がほとんど入れ替わってしまったこと。

ぼくは仕事がある程度出来るようになっていて、さらには2年目なのに院長の次に偉い立場になってしまってた。

色々うまくいってて少し生意気だったかもしれない。


そういえば、レコードを買い始めたのがこの年だった。
東京で若者がレコード袋片手に歩いてるのに憧れてた。
電気屋でスピーカー内蔵の安いレコードプレイヤーを買って、立川に住んでたから珍屋(めずらしや)で古いレコードを買った、多分はっぴいえんどだったと思う。
まるで部屋で歌ってくれてるみたいで、この感動を今も引きずって生活してる。

そういえば実らなかったけど片想いもしてた。あの子は元気だろうか?

この年の春に、去年は見れなかった東京の桜を見た。
なんか、、、うまくいくかも!ってちょっと思った。
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この年の事はよく憶えている。

前の年の11月から2月いっぱいまで仙台の外部研修に行っていた、人生でも一番くらいになにもかもうまくいかなくて全てを投げ出してしまいそうだった。どん底だと思った。

3月に盛岡に戻った、この時点で進路が決まってなくて大学病院に残るか、どこかの開業医に就職するか…ぼくは後者を選択した。

というより、東京へ行こうと思った。

一度、一年間だけ国家試験浪人で東京に住んだとき楽しかったから、どうせ苦難の道なら住みたい場所に行こうと決めた。

結局3月中には決めれなくて4月後半頃に就職が決まった。何のコネも繋がりもない医療系の求人から選んだ。盛岡東京間を何度か通って決まった。春、3月末に他のみんなはこれからの進路が決まってキラキラしてた、ぼくは進路も希望もなくて肩身の狭い思いで研修を終えた。この年の3月末の研修修了の時点で研修医で進路が決まってなかったのは本当にぼく一人だったと思う。

4月中に慌ただしく引っ越して上京した。
5月の連休の後から働くことになった。
立川に住んで中央線で通勤した。
仕事ができなくて毎日怒られていた。
毎朝、中央線で職場の八王子に近づくと郊外のホームセンターが見えてきて、その度に憂鬱な気分になった。

この頃、七尾旅人のrollin'rollin'をよく聴いていたのを憶えてる。
この曲を聴いてるときは唯一いい気分になれて、抵抗なくメロディが体に染み込む、そしてぼくもゆっくりとしたスピードで徐々に東京の街に馴染んでいった。

前年と同様に、研修医あがりで実力不足のぼくは苦労の連続だったし、同じ職場の女子には軽いイジメにあったりもしたけど、辞めようとは思わなかった。


ぼくは東京が好きだった。