こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今日は上の子の小学校の入学式でした
帰ってから夕方は診察をし、そのあとご飯を作って、大量の名前書きに没頭し、、、気づいたらこんな時間です
明日からは、学童に持っていくお弁当を早起きして作らないと、登校時間に間に合いません
世の中の働いているお母さんたちは、ほんとにどうしてるんでしょ
これから過酷な毎日が始まります、、、
もう1分も無駄にできないくらいの毎日で、とてもとても試験勉強が進みません、、、
ワタシハモウウカラナインジャナイカ、、、
現実逃避して、ブログアップして寝ます!!
はい!昨日の子の答えを書いていきたいと思います!
痛み止めで関節炎の痛みを抑えていたこの子。
関節炎の痛みって、足の曲げ伸ばしとかするときに激痛のようで、やはり使うべきは使わないといけないかもしれません。
でも使うのであれば、裏でどういうことが起こるのかを東洋医学的に知っておくべきなのです。
まず、
痛み止めを長期に使う
⇒痛みの原因になっていた熱が引く
⇒一時的に引いたように見えるが、体の内部に熱がどんどんこもって行く
⇒熱が発散できないので、ハーハー言って熱を出したり、皮膚や尿からも出したりしていた
熱というのは、どんどん体の中で燃え移る傾向にあります。
この子の場合、夜中に寝れないということまでいっていたので、東洋医学でいう肝火というのが、心火にまで燃え移ったと考えます。
なんなら草まで食べだしたりしてるので、胃火まで移ってます
そんな体で大火事が起きている状態なのに、この子が食べていたご飯は、
鹿肉ベースのドライフード
そしておやつは、
ササミ
今、ワンコの飼い主さん達の間で鹿肉ブームになってるようですし、ササミをあげてる子はとても多いですよね?
確かに鹿肉は、補五臓といって、五臓の臓器を補うと言われるくらいとてもいい食べ物とは言われます。
が!!!
どの子にとってもいい食べ物なんぞないのです
特に鹿肉は、体を極力に温める食べ物です。
鶏肉も、助火の食べ物といわれていて、今の時期の火が上りやすい時期に発疹や赤み、痒みが出ている子が食べたりすると、一気に火が上ってそれらが酷く出るとも言われています。
鹿肉も鶏肉もあげられている方ばかりだと思いますので、念を押していいますが、これは薬膳的に見るとです。
もちろんいろんな考え方があるので、鶏肉や鹿肉が1番!て考え方もあるでしょう。
実際、ほとんどのメーカーさんから出ているドライフードの主原料は、鶏肉です。
でも、薬膳的にみると、それらを使わない方がいい子、時期があるので、そこら辺を見ていけると皮膚病や子のこのような症状が少しは引いていけるのかもしれません。
だいたい皮膚病の子のご飯を聞くと、この2種類のどちらかをあげられていることも多いのです
で、この子はどんな治療をしたかというと、まず、
・食事をなるべく熱を出していく食べ物に変えた
・漢方や鍼でも熱を出した
まずこれで一週間見ようと。
そしたらですよ!
一週間後に伺った時のこの落ち着き!!
ほら!!ハーハー言ってない!
まだ少し赤みはあるけど、お腹も体もかなり熱が引いてました!!
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実はこの症状もピタッと止まり、ほとんど飲まなくなったそうなんですが、これも熱からくる問題があるんですが、もう一つ問題があります〜!
さぁ〜、この子に起きていたもう一つの問題ってなんでしょう〜??
ただいま、私も肝火にやられてる真っ最中
薬膳茶と料理、漢方で早く鎮火せねば