こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今週は、怒涛の勉強week
一昨日は薬膳実習、今日も9時からみっちり薬膳、明日、あさっては中医学の講義です
この手前の緑のスープはなんとスッポンのスープ
もう3年目になってもそれでも奥深い薬膳と中医学。
聞きなれない言葉、初めて聞く内容もまだまだたくさんで、もう頭がパンク寸前です
たぶん今頭に針刺したら、プシューって音立てて漏れていきそう
そしてやればやるほど、7月の試験が恐怖に、、、
最近往診も相変わらず忙しいので、自分の勉強は夜にしかできません
子供たちが寝て、ラムちゃんのお散歩に行って、お風呂入ってそれからなので、23時頃から勉強すると、やっぱり体にガタが来て、、、
薬膳の先生に、一目会って、『何か顎周りが黒いわよ?!夜中に何か腎を使ってない?!』と
マジで?!そんなことまでわかるわけ?!
望診(顔色や表情などから体の状態を読み取ること)で何もかも分かってしまうので、やすやすと先生とお話できません
といいながらも、実は往診のときや人と話すとき、会うとき、『この人どういう体質だろうなぁ』『こういうところが悪いんだろうなぁ。こんな食材合うかなぁ?』とか無意識に考えるようになった自分がいます
今やってる薬膳実習のときに、参加者の方自身の弁証というのをやっていくのですが、ほんとに皆さんそれぞれ体質が違うんだなぁとびっくりで。
みなさんと話しながら、同じ室内なのに暑いと感じる人もいれば、寒くてマフラー巻かないといけないほどだったり、なるべく着込みたくないという方もいれば、何枚も着てる方もいたり。
ストレスなんて全く感じないて人、夜眠れなくて何度も起きる人、甘いものが止まらない人、、、
色んな方がいて、それぞれにあった生活や食事があると思うと本当に面白いなぁと思います。
私が単純に動物だけの中医学を学んでるのではなく、人で学びながらそれを動物にあてはめているのは、人も動物も本当に同じだからです。
よく診察をしていても、『人間と一緒なんですねぇ』とびっくりされますし、『私とこの子の体質一緒ですね』と言われることも
正直、神経質な飼い主さんのワンコ、ニャンコは神経質な子が多いですし、とってもおおらかな飼い主さんに育てられている子はとてもおおらかです。
イライラしてる飼い主さんに育てられている子はとてもイライラして噛んだりするし、これは子育てと一緒だなぁと思います。
私も気をつけないとなぁと思うとともに、やっぱり自分の体調がしっかりしてないと子供やうちのラムちゃんや猫達に影響するなぁとも思うのです。
前にも書いたことありますが、おうちの子のことでいっぱいいっぱいになって、ご自分のことが見えてない飼い主さん、とても多いです
『私のことはいいの』ではなく、『私も元気になって一緒に治していこう』と思ってほしいです。
おうちの子のことで一生懸命になることはたくさんあると思います。
でもそのときに、ちょっと立ち止まって自分を見つめ直してみてください。
『ジーッとその子ばかりを見て、その子に落ち着いた環境を作ってあげれてますか?』
『病気になって可哀想に、、、とその子の前で毎日泣いてませんか?』
『何をしたらいいかわからなくて、ため息ばかりついてませんか?』
今週は、自分の勉強でいっぱいで、そこで人のことを学べば学ぶほど、ペットのことより『あの飼い主さんみたいだな』て思っちゃうことが多いのです
あの飼い主さんが変わればあの子も変わりそうだなって思うんです。
私も当てはまるなって思った飼い主さん、一度深呼吸して自分のこと見つめ直してみましょう。
『自分が自身を持ってケアをしてあげるには、何をしたらいいかな?』
『何がこの子のためになるかな?』
『自分は元気かな?』
いつも心の中に留めておいてくださいね
そして、最後になりましたが、2月24日に、去年コラボセミナーをやった渡邊先生や症状翻訳家のみなさんたちと福岡でフェスをやります!
↑これは去年東京でやったコラボセミナーです
鍼灸師さん、薬剤師さん、薬膳の先生、色んな方が同じような症状翻訳をしてくださいます。
本当にたくさんの方に、まず『自分を』治してほしいですので、いい機会だと思います!
私もブースを出す予定ですので、お申し込み先などまたアップします
では明日も朝から夕方まで缶詰で勉強してきます