おはようございます
ママ獣医師の鈴木綾香です
おととい、4歳の息子が咳が止まらず、熱が38℃まで上がったということで保育園から帰ってきました
2-3日前からなんか怪しいなぁと感じていたので、漢方は飲ませていたのですが、熱が上がってきたということで、ちょっとかかりつけの漢方の先生にご相談
熱は上がってきてるけど、汗をかいてないので、「発汗させましょう」ということで、麻黄湯を今の処方に追加。
そしたら、数時間でどんどん熱が上がって39.5℃まで上がり、もちろんめっちゃ汗をかく
見てくれてたお義母さんが心配して「熱冷ましの座薬入れなくていい?!」と。
私「漢方飲んでるから、熱上がってくるし、汗も出るから大丈夫ですよー」
とかるーい返事
旦那も心配して、
「39℃も熱出てるて聞いたから、明日休みをとったけん、インフルとかノロとかじゃないか病院連れて調べてもらうから!」て言ってきたけど、
私「大丈夫だってばぁ~。漢方飲んで、わざと熱上げて汗かかせてるのに。」
とまたかるーい返事
寝る前には、温めた豆乳と杏仁と蜂蜜を混ぜた「肺を潤し咳を止める」ママ特製ホットミルクを(←混ぜただけだけど)
そして、きつそうな息子を見て焦るお義母さんと旦那の心配をよそに、息子は夜には37℃まで熱が下がり…
翌日の朝には36.5℃の平熱に戻りました
咳もほぼ止まり、息子は前日のぐったりが嘘のように、昨日は部屋ではしゃぎまくってました
でもこんな私も、2年前まで息子の発熱と咳でめっちゃ焦って、夜中に救急病院に連れてったこともあります
なかなか治らない咳に、周辺の小児科を全部回りました
でも色々な病院を回ったけど、結局西洋医学的な治療はどこも同じ。
そして行けば行くほど不安が募る
だから、私のところに相談に来られる飼い主さんの気持ちはとってもよく分かります
かかりつけの漢方の先生からも言われましたが、息子はこの2年で漢方を飲んで本当に強くなりました。
病気になっても、漢方飲んだらケロッと治るようになりました。
自分で病気と戦う力がついてきたと、すごく感じます。
そして、見守る私も中医学の勉強をしてきたからこそ、病気になっても焦らなくなりました。
最近、私のセミナーに参加してくださった方達がたくさんFacebookでご自分のわんちゃん、ねこちゃんに温灸されてる写真をあげてくださってます
ここ最近寒くなり、お腹が緩くなったり、腰や関節を痛めて歩き方がおかしくなったりする子が増えてきました。
そんなとき、セミナーでたくさん勉強されて来られた方たちは、皆さん焦らず、まず温灸したり、マッサージされてるようです。
そんな姿が写真を見ていて目に浮かぶので、「セミナーやってよかったなぁ」と思います
やっぱり先生から「あーしてください、こーしてください」と言われてやるよりも、飼い主さんがお勉強をされて理論がわかった上でやるのとでは、全然違います。
「病気になっても焦らないように」
飼い主さんもしっかり勉強してほしいと思います
また復帰したらセミナーやりますから待っててくださ~い
→今日の一コマ
(「赤ちゃんに乗らないでね」ていったら、しぶしぶここで止まったライ)