こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
最近、福岡も一気に寒くなってきました
うちの息子の保育園でも風邪が流行っているそうですが、最近猫ちゃんたちの風邪も増えてます(正確には、猫風邪とは言わないですけど、猫ちゃんもウィルスで鼻水、くしゃみなど人と同じ症状がでます)
そんなこれからの季節にすごく大活躍なのが、ショウ氏温灸器
1年前の同じ時期くらいにもこちらでご紹介しましたが…
今日は、温灸がどれだけ「未病」を治すのにいいのかについてお話しします
人では、
体温が1℃上がると免疫力は
5~6倍になる
と言われています。
これは基本的に動物も同じです。
ですので、病気を防ぐ一番簡単な方法は
体温を上昇させることであると言えるのです。
そしてがん細胞は
体温が35℃前後の低いときに最も増殖し、
42℃程度になると死滅
することが判明しています。(人の場合)
動物の場合は、平熱自体が人よりも高めなので、37℃以下でもよくないですよね
ガンの子は基本的に
血流も、代謝力も低下しています。
「体を温めてください」というと、よく「お洋服は着せてますけど…」 とか「布団はかけてます」と言われることがあるのですが、温灸などを使って
じっくりと長い時間をかけなければ、深部体温までは変わって行かないのです。
また、これもよく聞かれることですが、
お灸と温灸も効果が違います。
お灸:体に熱刺激を加え、細胞の活性化を図る
温灸:柔らかく深部まで熱を届かせ温める
また、ショウ氏温灸器以外の温灸ではにおいやけむりが強く、わんちゃんや猫ちゃんも嫌がったり、換気や火の管理が難しいことが多いです。
ショウ氏温灸器はけむり・においなどが殆ど出ず、もぐさを炭化させ松節エキスを配合しているため、遠赤効果があり、より深部までしっかりと温めてくれるそうです。
私も色々温灸を試しましたが、今一番使いやすいのが、この温灸器です
最近、寒くなってきて冷える子が多く、皆さんにオススメしているのですが、飼い主さんがはまってしまってることが多く
温灸は、わんこ、にゃんこの体調の具合によっては温めた方がいい子、温めない方がいい子、温める場所も少し変わってきたりしますので、「どうせ買うなら詳しくこの子にあった場所まで聞きたい!」というような場合は、メール、電話相談フォームより詳しいその子の状態を教えて下さい。
私から温灸器も発送できますし、その子にあった温灸で温める場所やマッサージの方法までお教えします
(セミナー受けた人は、もうバッチリでしょうか?)
基本的に肉球が冷たく冷えてる子に使えるのは…
この腰の辺りの腎兪というツボ(最後の肋骨の繋がっている最後胸椎という所からだいたい2-3cmくらい下です)になります
ぜひぜひこれからの季節は、飼い主さんも動物たちもポカポカでいてくださいねー