寒くなったら…人も動物も温灸!! | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんばんは爆笑


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


最近、福岡も一気に寒くなってきました汗


うちの息子の保育園でも風邪が流行っているそうですが、最近猫ちゃんたちの風邪も増えてます(正確には、猫風邪とは言わないですけど、猫ちゃんもウィルスで鼻水、くしゃみなど人と同じ症状がでますびっくり)


そんなこれからの季節にすごく大活躍なのが、ショウ氏温灸器じゅる・・

1年前の同じ時期くらいにもこちらでご紹介しましたが…


今日は、温灸がどれだけ「未病」を治すのにいいのかについてお話ししますラブ


人では、

体温が1℃上がると免疫力は
5~6倍になる

と言われています。


これは基本的に動物も同じです。


ですので、病気を防ぐ一番簡単な方法は
体温を上昇させることであると言えるのです。



そしてがん細胞は


体温が35℃前後の低いときに最も増殖し、


42℃程度になると死滅


することが判明しています。(人の場合)


動物の場合は、平熱自体が人よりも高めなので、37℃以下でもよくないですよねううっ...



ガンの子は基本的に
血流も、代謝力も低下しています。



「体を温めてください」というと、よく「お洋服は着せてますけど…」 とか「布団はかけてます」と言われることがあるのですが、温灸などを使って
じっくりと長い時間をかけなければ、深部体温までは変わって行かないのです。


また、これもよく聞かれることですが、
お灸と温灸も効果が違います。



お灸:体に熱刺激を加え、細胞の活性化を図る



温灸:柔らかく深部まで熱を届かせ温める



また、ショウ氏温灸器以外の温灸ではにおいやけむりが強く、わんちゃんや猫ちゃんも嫌がったり、換気や火の管理が難しいことが多いです。



ショウ氏温灸器はけむり・においなどが殆ど出ず、もぐさを炭化させ松節エキスを配合しているため、遠赤効果があり、より深部までしっかりと温めてくれるそうです。



私も色々温灸を試しましたが、今一番使いやすいのが、この温灸器ですチュー



最近、寒くなってきて冷える子が多く、皆さんにオススメしているのですが、飼い主さんがはまってしまってることが多く苦笑



温灸は、わんこ、にゃんこの体調の具合によっては温めた方がいい子、温めない方がいい子、温める場所も少し変わってきたりしますので、「どうせ買うなら詳しくこの子にあった場所まで聞きたい!」というような場合は、メール、電話相談フォームより詳しいその子の状態を教えて下さい。



私から温灸器も発送できますし、その子にあった温灸で温める場所やマッサージの方法までお教えしますラブ
(セミナー受けた人は、もうバッチリでしょうか?ニヤリ)



基本的に肉球が冷たく冷えてる子に使えるのは…

この腰の辺りの腎兪というツボ(最後の肋骨の繋がっている最後胸椎という所からだいたい2-3cmくらい下です)になりますうう


ぜひぜひこれからの季節は、飼い主さんも動物たちもポカポカでいてくださいねーキャハハ