ママ獣医師の鈴木綾香です
27日から横浜で缶詰になり、受けていた「テネシー大学 犬の理学リハビリテーションセミナー」
がやーっと終わりました
(次は2月。資格取得まで、まーだまだ先だけど
)
あまりに疲れすぎて、飛行機早めて福岡帰ってきました(笑)
今回は、バランスボールや陸上、水中トレッドミルを始めとした運動療法や触診での検査方法を中心に４日間猛勉強してきました
今までいろんなセミナーでリハビリのことをかいつまんで勉強してたけど、理論的に学ぶとまた違うことがよくわかりました。
リハビリはアイディア次第で色々なやり方があるけど、それを思い付くのも理論がわかってないとなかなかできないこと。
今回のセミナーは獣医師だけでなく、動物看護師さんや理学療法士さんも来られていて、色んな方と意見を出しあいながら、教えあいながら、実習したりできたのも、とってもいい経験でした
今回、「犬のリハビリ」とありましたが、さすが、アメリカの先生
猫ちゃんのリハビリについても、たーっくさん症例をお持ちだったので、食いついて色々聞いてきました
高齢の猫ちゃんの70-90%は関節炎を持っている
とのこと。
これは、前から知っていたんだけど、それに対してのリハビリが猫でもできるなんてビックリでした
今度、猫で水泳やトレッドミルをやってみよう！とたくさんの動画を見て、鼻息荒くしてる私でした(笑)
高齢の猫ちゃんで、
・最近、寝てることが多くなった
・高いところを上がらなくなった
・トイレまで行けなくなって途中で漏らすことが多くなった
そんな症状が出てきていたら、関節にも問題が出てきてるかも？！
猫ちゃんて、ほんと症状を示しにくいですからねぇ
そして、ワンちゃんも猫ちゃんも、こういう関節の痛みやふらつきに対して、ただ単にステロイドや痛み止めを使うのではなく、その子に合わせた鍼や漢方処方をしたり、リハビリをしてあげたいなぁともっともっと思いました
リハビリは、飼い主さんと二人三脚でやっていくもの。
家でもやってもらわないと全く意味がありません。
今回のセミナーで学んだことを生かして、またさらにパワーアップしまっす！！
早く学生にも教えたーい
明日からまた学校だー
