こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今日は、常勤で働いている専門学校の卒業式でした
今回卒業する子達は、私が2年前に学校に入って初めて教えた子達。
なので、とっても感慨深い卒業式でした
2年前、獣医としてだけではなく「先生」として授業を初め、本当に苦労して、何度もくじけそうになりました
一生懸命スライドを作ったのに、寝られたり、おしゃべりされたりして、どういう風に教えていけばよいのか、何度も試行錯誤しました(今もまだしてますが…)
元々大学のときも、6年間ずっと家庭教師や塾講師などをやっていたので、
「人に教える」ということは、好きでしたが、こんな風にがっつり学校に入って教えると思ってる以上に
「人に教える」ということの難しさを実感しました。
「わかりやすく伝えるためにはどうしたらいいんだろう?」
未だにこれには悩まされています
でも、学校でもセミナーでも、聞いた人が
「あぁ!これってそういうことなんだ!」
「そんなこと知らなかった!」
と言ってくれるような講義ができるよう、これからも「先生」業は続けたいなと思います。
それは「先生」をやることで、自分もすごく成長できるから。
自分の知識がどんどん人に広まっていくことにとても喜びを感じるから。
今日、何人かの生徒にプレゼントや手紙をもらったのですが、びっくりしたことに、授業中私が何度も怒ったり、注意したりしてた子達からでした
「先生に教わってよかった」
「先生がいたから動物看護師の夢を諦めないで叶えることができた」
「怒られたけど、先生に教わってよかっと」
もう読んで、号泣でした
怒るのはとっても労力がいったし、こっちが滅入ったくらいだったけど、こんな風に返ってきたこと、本当に嬉しく思いました
これから同じ動物に関わる仕事をする者として、飼い主さんや動物の目線に立った考えを持つことのできる人になってほしいなぁと思います
みんな卒業おめでとう