こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今日は、東洋医学とは全くかけ離れたネタを(笑)
私が常勤している専門学校では、今年からエキゾチックアニマル(犬猫以外の小動物、ハムスターやウサギ、フェレットなどなど)を飼育しています。
その中のハリネズミが昨日から体をすごく掻いてるということ。
エキゾは、外部寄生虫(ダニとか)が原因でこういった皮膚の痒みがでることが多いんですが…
ハリネズミって、慣れてないと診察するのも一苦労で…
お腹を診ようとすると、すごい力で丸まって見せてくれず(笑)
診察台の上に落ちたふけをテープで取って、顕微鏡で見たところ…
ダニがっ
調べてみると、おそらくキュウセンダニというハリネズミに多いダニのようです
ダニを殺すお薬をハリの間から垂らして(ちなみにその間ずっと威嚇される)、治療は終了~
一緒にいるこのアルビノのハリネズミちゃんも予防的に治療を。
ほんとは薬浴もできたらなおいいようなのですが…
ハリネズミの薬浴…
エキゾが入ってきて、私も更に勉強することが増えました
病院にいたときには、エキゾは専門病院に回していたので…
でも、犬や猫と違った可愛さ、面白さがありますね
いつか、エキゾにも鍼(ハリネズミは無理やろうけど)や漢方など東洋医学的な治療ができるようになりたいですねぇ。
ハムスターちゃんとかは癌が多いですしね
私もまだまだ勉強しないとっ!