ママ獣医師の鈴木綾香です
学校の方は冬休みになりましたが、やること山積みで、結局ブログもアップできず
前回ご紹介した豆柴ちゃん、精神的ストレスで皮膚病になったかもとお話ししましたが、ストレスはストレスでもどんなストレスだったんでしょう？
実は犬も猫も鳥など人間以外の動物も少なからずストレスを感じているようです。
この豆柴ちゃんの場合は、
飼い主さんに構ってほしい！
というのが1番でした。
学生の実家で飼っているのですが、その子が就活で東京に行っていなかった間に、毛を噛む行動が一気にひどくなったとのこと。
そんな子に私が処方したのが、このレメディ
その中でも、
「インパチェンス」
は、せっかちで落ち着きがない子によく使います。
イライラ感を抑えるので、
皮膚病で痒みを伴う子にも使います。
これ、私も息子や旦那にイライラしたときには飲むんですが(笑)、スーッとイライラが軽くなる感じがするんです
まぁ人の場合は、プラセボ効果もあるかもしれませんが…
しかし動物の場合、正直なので、効く効かないがはっきり分かれるのですが、この子の場合、レメディがとってもよく効いてくれました
飲ませてから１か月後の写真、見てください
なんということでしょう～
毛づやが全く変わりました
うーん、うまく写真だけで伝わるでしょうか？
手触りも、毛の滑らかさも出てきました
レメディを飲ませる分とは別に、いつも飲むお水にもいれていたそうなんですが、それから水をよく飲むようになったとのこと。
水分も入ったので、毛の潤いも出てきたんですねぇ～
うちの猫も、レメディを入れるとすごく水を飲むのが増えました
ペットは自分に必要なものは、ちゃんと受け入れて自ら欲するようになるそうです。
肩を触ると、前回よりだいぶ緊張もなくなり、お腹を見せて触らせてくれるようにもなりました
レメディ、すごいでしょ？
普通の「お薬」だと、こんな心の問題は対処できません。
ステロイドも使わず、毛がまたフサフサに戻り、ワンコのピリピリした感じもなくなり、飼い主さんもとっても喜んでいましました
こんな時、獣医師になってよかったなぁと心から思います
