2023年4月29日・30日に、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」に乗車しました
前回の乗車は、2016年11月5日・6日でした
(過去の記事はアーカイブにて、2016年11月から検索出来ます)
昨年、車輌の一部改造やメンテナンス等を行い、「第二章」として10月から運行再開されました
運行コースは約半年ことに変更され、また、災害等によるやむを得ずの変更も、過去にありました
今回は、「1泊2日九州周遊コース~移ろいゆく九州の自然を車窓から望み、優雅にななつ星を味わう旅」
博多駅を出発して鹿児島中央駅まで行き、翌日宮崎駅経由で大分駅に行き、進行方向を変えて由布院駅経由で博多駅に戻ります
料金は、第一章の約1.5倍となりました
博多駅3階ラウンジ「金星」に8時半から8時50分までに集合
当日乗車の方々しか入室出来ない場所(過去に乗車した方々でも入れません)
バイキング方式となった、ウエルカムスイーツ
車内もしくは乗車した方々のみ期間限定で公式ホームページで購入出来る、調度品等
TM(トレインマネージャー)用鉄道時計
記念乗車証に入鋏
ラウンジからホームへ降りる通路も、改装されました
9時30分頃ホームに降り、ななつ星と再会
行き先表示板は「博多→鹿児島中央→博多」
9時50分出発 行き先は「新たな人生への旅立ち」
待機していた竹下駅から引っ張ってきた機関車が切り離されました
約6年半ぶりの「ただいま」です
乗車しました!
1日目 博多・熊本・牛ノ浜・鹿児島中央
2日目 宮崎・大分・由布院・博多
今回は「603号室」 スイートの部屋では1号車「ラウンジカー」から一番遠い部屋です
枕まわり
通路側の壁 空調スイッチ、照明スイッチ、車内電話
天井 照明
デスク、化粧室
化粧室
洗面器は、2013年に死去された14代目酒井田柿右衛門さんの遺作
24時間いつでも使用出来るシャワールーム
タオル類
ウエルカムカード
2回目の乗車 新たなめぐり逢い
ちょうど4月29日は、父母の結婚60年目の記念日
すてきなカードをもらいました
父は13年目に死去しましたが、山口県下松市にある、日立製作所笠戸工場に勤めていました
今回の「ななつ星in九州」の4号車から7号車が、日立製作所笠戸工場で製作された車輌です
父の遺品のスーツを着て、父の遺品の腕時計をはめて、父が勤めていた工場で創られた車輌に乗って、今回も素敵な旅でした
ウエルカムドリンクは、大分県日田市にある「井上酒造」の「百合仕込み」をリクエストしました
数週間前に、仕事で日田方面に行ったときに「井上酒造」を知り、カウンターにななつ星の小旗があったので「ここのお酒はななつ星に乗っているのですか」と伺うと「百合仕込みという銘柄を乗せています」との返事、「今度乗りますのでウエルカムドリンクに指名します」と言うと、凄く驚かれると同時に喜ばれました
その数日後、日本経済新聞「酒紀行」に紹介されていたので、新聞の切り抜きと共に乾杯
7号車通路入口 ななつ星マーク
7号車通路入口 有田焼き洗面器
7号車通路
6号車通路
5号車通路
4号車通路
3号車通路
今回「303号室」はBARに改装されました
有料制で予約した方々のみ入室出来て、入室した人でも室内の写真撮影お断りの「秘密の小部屋」です
今回「302号室」はギャラリーショップに改装されました
ここで商品が受け渡し出来るのは数点しかなく、申込書に記入して博多駅到着後受け取るか、期間限定で公式ホームページで購入です
今回の改装で、デラックススイート2部屋を除きスイートルーム12部屋を8部屋に減らし、乗車人数を最大28名から20名に減らしています
2014年には、ブルネル賞を受賞
2021年には、アメリカの旅行誌「コンデナスト・トラベラー・リーダース・チョイス・アワード」トレイン部門にて第一位を受賞 さらに翌年も同賞を受賞し「2年連続世界一位の列車」に選ばれました
「無事帰る」の願いを込めて 金色のかえるのオブジェ
2号車は、前回食事も提供できるテーブルがあったのですが、人数を減らすことにより、1号車のみで食事を提供出来るようになり、旅人達の交流の場を目的とした「サロンカー」に改装されました
また、新たに「茶室」を設けています
ショーケースには、14代目酒井田柿右衛門さんと14代目今泉今右衛門さんの作品を展示
鳥栖駅通過後、10時40分から20分間「ななつ星の匠によるよもやま話」として、今回は大川市「木下木芸」の木下様から、
普通車輌内部には使用しない「木材」を使うようになった経緯や、水戸岡鋭治さんのこだわりなどの話を聴きました
大川組子のステーショナリー
前回乗車した方が、体験で製作した「大川組子コースター」
水戸岡鋭治さんのこだわりのひとつ ネジも既製品を使わずに、ななつ星専用特注品
※今日はここまで 明日以降時系列で紹介します※