サラリーマンの生き方5 就職について

 

日本の場合は就職でなく、就社であると言われる。

 

学校を出て就職する。

 

果たして、自分はどんな会社に就職したらいいのだろうか?

 

よくわからない。

 

大学で就職時期を迎え始める頃、

 

金融、商社、メーカーなどといった大まかな選択をする。

 

しっかりした志望理由をもっている人は幸せと言える。

 

それもよくわからないまま、入社試験を受ける。

 

私は生保会社と商社を受けて合格通知をもらった。

 

なんとなく雰囲気が良かったので、生保会社に就職した。

 

出向も含め、60歳まで勤務することとなった。

 

結婚をし、子供が産まれ、家も建て、世間並みのことは実現する。

 

しかし、なんとなくやり残し感がある。

 

自分の人生はこれでいいのだろうか?

 

在職中も常にあったような気がする。

 

60歳定年後、起業を志したのは、自分の一度きりの人生をいかに生きるか?

 

その根本的な命題を問い続ける旅に出たものだとも言える。

 

そして、その命題を追い続けて今日に至っている。

 

 R1.7.2  福岡 英一