2011年の締めくくり | 福岡ロハスのブログ

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ロハスな目線で見た、「福岡の今」をご紹介します。

2011年も終りとなりました。


リーマン・ショック後のここ数年、

毎年のように思うことがあります。


それは、

「今年の年末には、忘年会などやっている人は少ないのではないだろうか」と言うこと。


しかしながら、実際は、毎年変わらぬ宴がなされているわけで、

ボクが見ている現実と、他の人の住んでいる現実が乖離していることが不思議です。


もちろん、

毎年の暮には、クリスマスや忘年会で、街が賑わい、家庭や職場で人々の笑顔が増えることを望んでいるわけですが・・・


まぁ、良しとしますか!



このような世の中になってしまったけど、

今日、このような日が迎えられることに感謝しています。


来年も、同じように笑顔で年を越せることを願っています。



さてさて、そんな感謝の日々なわけですが、

昨日、今日は、おせち料理作り(笑)



イマドキ、ご家庭でおせち料理など作るご家庭があるのかどうか知りませんが、

添加物を使わず、昔ながらの手法で作られた調味料を使って、

白砂糖などの漂白されたものや、卵などの動物性の食材を使わないで作った、

昔ながらのお節料理です。


これね

 ↓


福岡ロハスのブログ-マクロビオティック おせち料理



9マスの2段=18品目+アルファ


牛蒡の田作り

紅白レンコン

椎茸のグルテンミート詰め

栗キントン

カボチャの伊達巻

ゆずがマ

牛蒡の梅煮

ピリ辛コンニャク

なます

れんこんボール

豆腐の燻製

昆布巻き

車麩の角煮風

リンゴ羹

黒豆

キンカン煮

あわびもどき

けんちん豆腐揚げ

五目生麩


これらを、20食準備しました。


ボクが全部作ったわけじゃなく、ボクは2種類だけ(笑)

あとは部分部分を手分けしてクロスしながら作成。

今の日本の食文化では、おせち料理は、

有形文化財になってしまうかも知れませんね。 叫び



毎日食べることが精一杯の、たかだか数十年前の多くの日本人にとっては、

おせち料理とは保存食であり、ハレの日の目出度い食事であり、稲作の文化に組み込まれた、感謝の行事であったと思います。


しかし、今や飽食の時代。


予め保存食を作る意味もないし、毎日ががハレの日の豪華な食事であり、伝統文化など関係ない人たちばかりになっているわけです。


とりあえずの、気分転換で、お節を通販しているご家庭も多いことでしょう。


お節や、鏡餅などは、もう生活の中では、関心がないことになっているのだと思います。



本当に、満足に食べることができて、何不自由ない世界であれば、

それが新しい文化であり、それこそ目出度いことなのかも知れませんが、

しかしながら、何不自由ない暮らしをしているのは、

世界ではほんの少しの人たちだけ。



先進国以外の、その他多くの人々は、

今も毎日の食べ物にも充分に食べられない日々を送っているわけです。



そのようなことが世界のどこかの地域にあるかぎり、

日本のこの飽食は、幻であるはずです。



幻は、いつかは消えるのです。 ドクロ



一時の幻で、消え去ってしまった文化は、

幻が消え去ると復活することは難しく、

また、それは同時に、民族の命の流れをも途絶えていることに気付くはずです。


そうなると、もうその民族は、崩壊してゆくばかりなのではないかと危惧します。


それが、今の日本人であるように感じます。



もうすぐ、2012年になるわけですが、

2011年以上に、激動の時代になることはまちがいないでしょう。


あるいは、もし仮に平穏な1年であるのであれば、

それは、つかの間の猶予期間だと思います。


この猶予期間を利用して、これからの時代を生き抜く基礎を作るべきでしょう。


もう時間が無いようです。



2012年が、猶予の期間でありますように。


来年の今頃も、このようにブログが書けますように。


そんなことを願わずにはおられない心境です。



311以後でも、まったく変わらない生活を送られているかたがたには、

理解出来ないことなのかも知れませんね。


いま、こうして、大過なく過ごせていることが奇跡であり、感謝せざるをえません、



2012年も、笑顔ですごせますように。


眼に見えない本当に大切なものが、

誰にでもわかるようになる年でありますように。


この世界に存在するすべてのものものが、

調和した世界で、共に過ごせて行けますように。


2012年は、サバイバルに向けた、

コミュニティー作りを完成させる年です。




来年も宜しくお願いします。