本日は、福岡県八女市立花町の山崎城です。この城址は、城山の三角点一帯に遺構が展開しています。現在、堀切・竪堀・帯曲輪を確認することができます。麓にお住いの方から貴重な情報を提供していただき大満足の城址探訪でした。
↑見る角度により様々な表情を見せる城山(標高103m)です。
↑県教育委員会資料「158」山崎城。
≪麓にお住いの方からの情報≫
↑写真に写っているご年配の方は昔からこの地にお住まいとのこと。
↑写真黄色枠内付近は、昔は「レンコン堀」だったそうで、現在は嵩上げしてビニールハウスが建てられたとのこと。私の推測では、麓にあった居館の空堀跡を
利用してレンコンが栽培されていたのではないでしょうか。
↑レンコン堀だった場所は嵩上げされビニールハウスが建っています。
↑土中から陶器が多く見つかる場所にも連れて行ってもらいました。
現在でも、こんな感じで破片や割れ瓦が散在しています。
↑この写真は「ゴモン」と呼ばれていた場所付近とのことで
山崎城の城主の居館の門があったと推測されます。
詳細は不明ながらも、どの資料にも記載のない
貴重でレアな情報です。
↑「登山道の中腹くらいにある石の水槽から右方面に直登しなさい」と
登山ルートまで教えていただき大変助かりました。
堀切A↓
堀切底部から主郭を望む↓
以下の写真は頂部に展開する山崎城址です↓
もう山城探訪は厳しい季節です。