今日は放課後等デイサービスCoCo.com香住ヶ丘にて、東京から「シニアボランティア経験を活かす会」の井上節子先生をお招きしての座談会でした。参加者は大人12名、子ども多数、託児ボランティアさん多数。
託児をしていただいた皆様、ありがとうございました。娘も息子もとても楽しかったようです。
以下の内容に沿ってお話ししていただき、その後質疑応答の時間を設けました。
井上先生は東京都内で知的学級の担任を19年され、校長先生の経験も積み、シニアボランティアとしてネパールでも発達障がい児と関わっていらっしゃるそうです。
お話し内容を掻い摘まみますと……
親が子どもの為に目標を持って、教育に求めて行くことが大切とおっしゃっていました。そして親に余裕がないと、子どもが一生懸命やっていることにとらえられずにいる。そのうち子どもの気持ちはしぼんでしまう…。
幼児期には1日のルールに乗っかって、毎日続けていくことが大切。
(写メプリントの1番↑)
基本的な食べること、和洋トイレのどちらでも出来るように経験させる・トイレのドアは閉めてすること、脱ぎ着には少しだけ目をかけてあげボタンの穴のサイズを大きくするなどして毎日とめさせる、裸足で雑巾がけをさせ筋肉をきたえ我慢する力などを教えていく。
(写メプリント2番↑)
子どもはらせん状に成長していくので、前に戻ったような様子を見かけても落胆しなくてよい。子どもと約束したことは守る。時期がくる前に性について伝える。
(写メプリント3番↑)
おしゃべりができる・できないに関わらず、場をわきまえて話せる内容と話せない内容を毎日関わって教える。年長さんや小学生になる時に「家族の中であなたがやること(役割を作ってあげる)」家族にとって、あなたが必要ですということを教える。10歳頃からSOSの出し方も教えていく。
(写メプリント4番↑)
全部自分だけで抱え込まず、親がいなくなった時のことも考えて色々な人に関わってもらう。相談機関を利用し我が子の為に伝えて発信していく。
まわりにいる大人も子どもも
のん気・根気・元気
No oneを育てるより
Only oneを育てよう
ということばをいただきました。
質疑応答の中で
就学についてのこんな質問をピックアップします。
「支援学校と支援学級のどちらにするか迷う場合どのように見極めたらよいか?」
支援学校は毎日決まった教育プログラムをスモールステップで繰り返し教育する。支援学級は学校全体の毎日の生活は一緒に進んでいく。それに順応していく力があれば、支援学級を選択してもよいのではとのことでした。
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次回の支援の会は
福岡県立特別支援学校教諭・横田先生をお招きしての勉強会です。
日程:3月16日(水)10:00~13:00
9:30受付開始
場所:美和台公民館ホール(1階)
内容:小学校高学年から中学生までの子どもの様子と関わり方、周りとの関わり方、参加者からの質問
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