お疲れ様です
福岡市在住、(エセ)博多っ子の典膳です
本日こちらは雨です~
ブログ・・・、もっとタメになることを書かねば・・・毎回反省しています
なので、今回は1つ料理豆知識?を
前回「がめ煮」の記事を書きました
http://ameblo.jp/fukuokagohann/entry-11284250637.html#cbox
「がめ煮」=博多の郷土料理、「がめ煮」は「筑前煮」の博多名と認知されています。
が
「がめ煮」と「筑前煮」は大きく違います
少し話はそれますが・・・、改めてネット情報は注意がいるなぁ・・・と思いました。
料理情報についても明確ではないものが多いです
でも、手軽に検索できるのでその情報元だけを正としてインプットしてしまいますよね・・・。
この「がめ煮」、「筑前煮」情報も・・・
レシピも、この2つがごっちゃになった物が多々・・・
「がめ煮」と「筑前煮」の違いは・・・
油を使っているか、いないか。です。
「がめ煮」は具材を油で炒めません。
「筑前煮」は具材を油で炒めます。
お店で出てくる、この手の煮物は油で炒めていることがほとんどです。
何故か
油で炒めることで、もちろんコクが出ます。
でも、もう一つ大きな理由があります
具材が油でコーティングされるので、煮ている時にアクが出にくくなります
アク取りの手間(大きく言えば人件費)がかからない、これは大きなメリットですね。
反対に「がめ煮」は、具材を油で炒めることなく、煮ていくだけなのでアク取りが多くなります。
より丁寧な仕事が求められる・・・という料理です。
でも、具材をすべて一度湯通ししアクを抜くと、煮ている時のアクは減ります
あ・・・でも、やっぱり「がめ煮」は丁寧な仕事が求められますね
両方の「見た目の仕上がり」、「食べた違い」がわからない(むしろ、どっちでも良い。笑。)方でも、この違い・・・何かの(いつ?)役に立つ(かも)ですネガイマス。