本日、1580人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認されました。過去最多を大きく上回る数字です。


東京都では463人、佐賀県の隣県である福岡県では170人、長崎県8人と、いずれも過去最多の数字です。

佐賀県でもクラスターが発生するなど6人の新規感染者が確認されました。

 

そのような中、新型コロナウイルス感染症対策分科会は新型コロナの感染状況を4段階に分けた上で、飲食店への休業要請や、緊急事態宣言を検討することを政府に求めました。

 

4つの段階とは、(1)感染ゼロ散発段階(2)感染漸増段階(3)感染急増段階(4)感染爆発段階。

分科会の尾身会長は記者会見で、東京都や大阪府の現状について「(2)『感染漸増段階』にあたる」との見解を示されましたが、数字上は感染者が急増しているとも見られる中、「漸増」というのも分かりづらい感じがします。

 

現状を評価するための指標として、重症者向け病床の稼働率や60歳以上の感染者数を踏まえた医療提供体制の状況、PCR検査の陽性率、新規感染者数や感染経路不明の割合数値などを挙げていますが、地方自治体の取るべき対策を明確にする意図があるのであれば、各指標の段階ごとの数値についても早期に示すことが求められます。